店頭のブドウを一粒、金を払わず食べたとして、福岡県警東署は3日、福岡市東区の無職の男(73)を窃盗容疑で現行犯逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。 発表によると、男は3日午前9時50分ごろ、同市東区の青果店に陳列されていたブドウ一粒(時価55円相当)を代金を支払わずに食べた疑いがある。ブドウをつまんで食べる様子を店長の男性が目撃し、取り押さえたという。 半年ほど前から店内のブドウが食べられ、皮だけ落ちている被害が複数回あり、署は関連を調べる。
プロの料理研究家がレシピを考案している朝日新聞生活面の連載「料理メモ」。今回、石黒弥生先生の「味卵」のレシピを、動画とともに紹介します。動画はレシピをもとに記者の家庭で作ったものです。昆布の風味も良く、パクパクと食べてしまう癖になる味です。ぜひお試しください。他にも9千件超の料理メモを検索できます。 ◇ 【主な材料・4人前】 卵4個、昆布3センチ角1枚 【作り方】 器にみりん大さじ1を入れ、ラップなしで電子レンジ(600ワット)に30秒かけます。温めたみりんと、昆布、しょうゆ大さじ1をポリ袋に入れ、あわせておきます。鍋に湯を沸かし、卵をそっと入れ菜箸で一つ一つ回すようにします。再び沸騰してから6分で水を張ったボウルに取り、殻をむきます。調味液のポリ袋に入れ、空気を抜いて10分以上浸します。約3日保存できます。麺類のトッピングや弁当にも。(浸す時間を除き約20分) ◇ 1人前約95キロカロリ
ユニー・ファミリーマートホールディングスは28日、昨年9月の経営統合以来進めてきたコンビニ商品の一本化を完了したと発表した。サークルKやサンクスの独自商品はほとんど廃止し、集客力で勝るファミマ側にまとめた。 まずは、ファミマのプライベートブランドや無印良品を全店に導入。最後に弁当やサンドイッチを一緒にした。 サークルKやサンクスで扱ってきた商品のうち、今後も販売するのは「濃厚焼きチーズタルト」のみ。スイーツのブランド「シェリエドルチェ」は、名前はなくしたものの、レシピは受け継いだという。 看板のサークルKやサンクスからファミマへの掛け替えは、2月末時点で対象の1割超にあたる約830店で終えた。看板を改めた店では、売り上げが平均して2割ほど伸びているという。掛け替えの完了は、当初予定の19年2月からの前倒しをめざす。(大隈悠)
ドレッシングはサラダにかけるだけと思っていませんか。パスタでも有名なピエトロ(福岡市)は、「万能調味料」としての使い方を提案することで、売り上げを伸ばしています。 チャーハン、空揚げ、卵焼きにカレーのルー――。ピエトロが主力商品「和風しょうゆドレッシング」を使ったレシピを提案するメニューの一例だ。 例えば定番の「オレンジキャップ」なら、冷やご飯に混ぜて具材と一緒に炒めるだけでチャーハンに。鶏肉をドレッシングに漬け込めば、空揚げの下味がつけられる。「濃い味 和風しょうゆ&生姜」なら、そのまま豚のショウガ焼きのソースに。油分を抑えた「グリーン」は、すし飯を作る際のすし酢の代わりに使える、といった具合だ。 6月の株主総会で振る舞われた空揚げは、言われないとドレッシングに漬け込んだとは分からない。下味がしっかりしていて専門店にも負けない味だ。チャーハンは、ほのかにドレッシングらしい風味があり、油の
焼き鳥チェーン「鳥貴族」(大阪市)は15日、千葉県柏市の南柏店で、焼酎ではなく手の消毒に使うアルコール製剤で作った酎ハイを客に出していたと発表した。7月19~23日の5日間に151杯を提供したが、同社は「現時点では健康被害の報告はない」としている。 鳥貴族によると、従業員が7月19日、焼酎の容器を接続するドリンクサーバーに、誤って食品添加物アルコール製剤の容器(18リットル)を接続した。アルコール製剤はサトウキビからつくったエタノールが原料で、食品にも使われるが、同社では手の消毒に使っていた。容器の大きさや形が似ていて、液体も透明で違いに気づかなかったという。店のマニュアルではどちらの容器も、段ボール製の包材に入れておくことになっていたが、南柏店では包材を捨てていた。 通常の酎ハイより泡立ちが多く、客から「味がおかしい」との指摘が数件あったが、店は原液が原因とは考えず、23日にサーバーの修
被災地では水に不自由する状況です。ほんの少しの水で作れるレシピを集めました。 サバみそトマトパスタ トマトの水煮缶とサバのみそ煮缶を使います。「トマトとみそは大変相性がいいんです」と料理研究家の藤井恵さん。フライパン一つでできて、包丁も使いません。ニンニクがなければ、抜いても作れます。 【材料】(2人前)トマトの水煮缶1缶(400グラム)、サバみそ煮缶1缶(180グラム)、早ゆでパスタ100グラム、すりおろしニンニク小さじ半分、赤唐辛子(小口切り)1本分、オリーブ油大さじ2、水1カップ 【作り方】 (1)トマトの水煮缶を開け、トマトを細かくつぶす。 (2)フライパンにオリーブ油とすりおろしニンニクを入れ、中火にかける。 (3)ニンニクの香りが立ったら赤唐辛子を加えてひと炒めし、トマトの水煮を加える。火を強めてかき混ぜつつ、煮立ったら火を弱め、2~3分煮る。 (4)水を加えてかき混ぜ、サバを
17歳のときに手足の自由が利かなくなる難病と診断され、料理人になる夢をあきらめた北海道旭川市の若者が、電子レンジで誰もが作れる料理のレシピを次々に考案して、インターネット上で公開している。「1冊の本にしたい」。そんな願いを聞いた仲間や支援者が、夢をかなえるための募金活動に動き始めた。 下田昇兵さん(27)は旭川市内の高校生だった16歳のとき、手足がふらつく症状に見舞われた。翌年、「脊髄(せきずい)小脳変性症」と診断されて、高校を中退した。徐々に運動機能が失われる病気で、現在は訪問介護を受けながら車いすで生活。言葉を発するのが困難で、五十音の文字盤を指して会話する。 同じ病気の母親が台所に立てなかったため、6歳のころから料理をしていた。自分の作ったものをおいしく食べてもらうのがうれしくて、高校時代には居酒屋で調理人のバイトもし、卒業後は調理師になるのが夢だった。だが診断からまもなく、医師に「
学校給食の人気のメニューを自宅でも――。杉並区が今月から、料理レシピの投稿・検索サイト「クックパッド」に20品のレシピを公開した。タイトルは「杉並区のおいしい給食」。都内の自治体では初の試みだ。保護者にも好評で、連日2千件前後のアクセスが寄せられている。 同区では、小中学校など計65校に栄養士がいて、自前の給食室で独自に食材を調達して給食を作っている。各校の栄養士や栄養教諭が月一回集まってアイデアを出し合い「標準献立」を作成。それを各校でアレンジしている。 保護者には学校から事前に1カ月分の献立表が届き、子どもが「おいしかった」と家で話題にすると、保護者から「作り方」の問い合わせが各校に寄せられるケースが多い。区教委では当初、こうした献立の冊子の製作も検討したが、「より広く、味を体験してもらいたい」と、「214万のレシピ」が集まるクックパッドを選んだ。登録や公開にかかる費用はすべて無料とい
朝の新宿駅前でサラリーマンを応援する3人のチアリーダーがいる。フリーアナウンサーの朝妻久実さん(31)ら「全日本女子チア部」の部員たちだ。職業は様々でも、行き交う人を元気にしたい気持ちは一緒。駅前は3人のステージだ。 「きょうここで私たちを見かけたみなさんが、ちょっとだけ勇気を出せる。そんなエネルギーになりたいと思います!!」 1日朝、大きな声のあいさつを合図に、真っ赤な衣装の3人が軽快な音楽にのって踊り出す。 「おはようございます」 「いってらっしゃい」 足早に通り過ぎる通勤客に笑顔のあいさつ。途中、両手に持った棒で一文字ずつ「ガ」「ン」「バ」「レ」のメッセージを送る。毎週火曜日の7分半。約6年間、形を変えながら続く「朝チア」の光景だ。 最初は、企画プランナーの斉藤彩さん(38)が2009年、1人で始めた。「『勇気を持って発言すれば、会社のためになると気付いて』と伝えたかったから」。斉藤
肉や野菜をトレーにぎっしり敷き詰めた料理の画像が、インターネットで反響を呼んでいる。大津市の女性が今春、お手製の料理を載せたところ、簡単、豪華でおいしい「ぎゅうぎゅう焼き」として一気に拡散。視聴者から具材を替えたお試し料理の数々がアップされ、まとめサイトの閲覧数は14万件を超えた。 翻訳家の村井理子(りこ)さん(45)は今年3月、知人の木工作家宅で料理をごちそうになった。鶏の胸肉とモモ肉、ジャガイモをトレーに並べ、油をかけて焼いたシンプルさ。桜の開花を前に「お花見にいいかも」とピンときて、家で試した。 ソーセージとサトイモ、芽キャベツなどを食材に加え、トレーいっぱいに盛った。味付けはたっぷりのオリーブ油と塩こしょう。豪華な見た目だけでなく素材のうまみが詰まったおいしさに舌を巻き、画像をツイッターに載せてみた。 「これ、なんという料理?」。すぐに反応が来た。「めちゃくちゃうまそう。ふつうのオ
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