「劣化版なんて言わせない!ちゃんと美味しい時短ごはん」シリーズ、第2弾。 今回は、焼くだけでバカうまな「粕漬けのメインディッシュ」に迫ります。 ねり粕との出会い 『旅行みやげを買うなら、地元スーパーマーケットを攻めろ』がわが家の家訓。 酒どころとして有名な京都丹後地方へいったとき、地元スーパーで「ねり粕」に出会いました。 ※ねり粕とは...搾りたての酒粕を熟成・糖化させて出来たもの。甘みと旨みが強い。 パッケージごしでも分かる、なんとも甘美で豊潤な香りとまるで白味噌のようなクリーム色の瑞々しい輝き。普段よく目にする、真っ白でカチカチの板状の酒粕とはまるで別物。 (足を止めて...そして嗅いでみて...)そう語りかけてくる、ねり粕嬢。 こんなの素通りするなんて無理!あふれでる唾液は正直です。 もともと酒粕でつくる「かす汁」が大好物で、寸胴鍋いっぱいに仕込んでおやつがわりにするような偏食のわた