銀行 気づかず偽造1万円札70枚を真札と交換 偽造した1万円札を金融機関で真正な紙幣と交換したとして長野県警松本署は30日、通貨偽造・同行使などの疑いで、横浜市保土ケ谷区峰岡町の自営業志田佳浩容疑者(45)=有印私文書偽造・同行使罪で起訴=を再逮捕した。 再逮捕容疑は昨年12月、横浜市内のアパートで1万円札を偽造し、東京都内の金融機関で2回にわたって偽札計約70枚を提出、真正な1万円札と交換した疑い。金融機関側は偽造に気付かなかったとみられる。県警によると、容疑を認めている。 偽造方法について県警は「模倣が出る恐れがあるので答えられない」としている。また、交換した手口について松本署は「特殊な犯罪なので…」「デリケートな案件」とはぐらかした。 志田容疑者は昨年9月~今年1月、仙台市と長野県松本市の日銀支店、福島や新潟、静岡各市内の金融機関など計7カ所で、少なくとも1万円札約800枚を