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ブックマーク / ameblo.jp/vin (9)

  • 『いまさらポストハーベスト農薬』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 近頃、農薬批判批判を書くたびに、実際のとこ世間一般では農薬の害なんてそんなに気にされて無いよねー一部の極端な人たちが声高に言ってるだけだよねーそんなもん批判するなんて藁人形っぽくね?とか思うことがあるのですが、別に啓蒙とかあんまり関係なく面白がって書いてるだけですので気にしない方向で。 最近、やる夫シリーズ ってのをよく読んでいまして、面白いものがいろいろあるんですが(特に、やる夫がゴリアテの若き英雄になるようです が好きです)、中にやる夫で学ぶ無農薬野菜の危険性 というのがありました。 やる夫シリーズでと言うのは変わっていますが、内容自体は割りと典型的なものでした。文句を言っているのではありません。農薬批判批判で特徴的なのは、どれを見て

  • 『食糧自給の未来』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 自給率向上は重要だとか必須課題だとかよく言われますし、農水省は目標45%などと掛け声を上げていますが、今の日が持っているポテンシャルを最大限生かした場合にどの程度の自給率が達成可能でしょうか。 ここで最初に言っておくと、現在の日にいる1次産業従事者のポテンシャルはすでにほぼ最大限発揮されていると見てよく、要するに制度改革がどうとかの小手先の対策では自給率向上などおよそ望めません。 料自給率向上に当たって、農業関係者や品関係者が努力するだけでは、ドラスティックな自給率向上は絶対不可能です。45%などではなく、例えば60%程度を目標とするときに絶対必要なのは生活の変化です。 料自給率39%とか言うのは国全体の数字ですから、個人一人

  • 『農業人口の高齢化と今後 その2』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 先日、減反制度を見直しして稲の作付面積を60万ヘクタール増やせば米は半値になるとの試算を政府が出したとのニュースを読みました。 減反廃止ならコメ価格半値に 見直しで試算、農政改革チーム http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042201000866.html 政府の農政改革特命チームは22日、コメの生産調整(減反)見直しの試算を公表し、減反を廃止すればコメの市場価格が一時的に現在の半値まで下落するとの見通しを示した。減反制度見直しに向けて、廃止や緩和、強化した場合の計5つのケースについて、生産量や米価への影響を調べた。 麻生太郎首相はコメ政策に関し「選択肢」を示すよう指示しており、シミュレーションを基に

  • 『「一番安いものは買わない」作戦』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 医療系ブログ有志によるボールペン作戦は以前、大野病院事件に向けて行われましたが、今度はまた新たに故中原先生支援ボールペン作戦が動くようです。 http://d.hatena.ne.jp/moto-ballpen/ こういった、現実に人や物が動く活動と言うのはうらやましいもので、私なんか農業関係のことをブログに書いていてもしょせんは愚痴っているだけですからいくらちまちまやっていても何かが変わるわけでもありません。 なんて事を言っているなら何か考えればいいじゃねえか、と言うわけでどういうことができるかなあ、と考えてみました。 題して、 一番安いものは買わない 作戦 趣旨: 農業の低迷は突き詰めると、商品価格が安いことにあります。ダンピングに次

  • 『放棄農地 28万ヘクタール 耕作に使えず』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 4月8日 北國新聞朝刊より 放棄農地 28万ヘクタール 耕作に使えず 農水省調査 森林、原野化進む 農林水産省は7日、耕作が放棄された農地の実態に関する初の全国調査結果を発表した。現状で耕作に仕えない農地は約二十八万四千ヘクタールと推計、うち琵琶湖の面積の約二倍に相当する約十三万五千ヘクタールで森林・原野化が進み復元が実質的に不可能な状態であることが分かった。 農家に耕作の意思がない農地は三十八万六千ヘクタール(二〇〇五年農林業センサス)とされていたが、手入れされない農地の荒廃が急速に進んでいることが初めて明るみに出た形。農水省は料自給率向上のため、耕作放棄地の営農再開を推進しているが荒廃は大きな壁となり、抜的な対策が求められそうだ。

    『放棄農地 28万ヘクタール 耕作に使えず』
  • 『米価が下がると大規模農家の方が被害が大きい』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 減反廃止論の中心に、大規模農家に農地を集約すれば単位量あたりの米の原価が下がり、米価が下がると言うものがあります。机の上では正しいように見え、もしかしたら20年前なら正しかったかもしれませんが、現代には当てはまらないように思います。 ちなみに私は、減反をやめること自体には反対していません(積極的に賛成するわけでもないけど)。 「いわゆる専門家」の試算によると、減反を廃止して自由に米を作らせた場合、米価は30%も下落すると言われています。ということは単純に原価の方も最低30%減らさなければいけないように思いますが、ちょっと製造業の方にお尋ねしたいのですが、あなたの工場の製品の仕切りを30%下げてくれと言われて対応できますか? 周りの小さな工

    aburamusi
    aburamusi 2009/03/20
    "農村の魅力なんかどこにあるんですか。"
  • 『農業改革はまず農協改革から』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 週刊ダイヤモンド2月28日号を読みました。特集は「農業がニッポンを救う」です。農業がフロンティアだーなんてまるで元々いた人なんか存在しなかったかのような言い分と曲解できなくもありませんが(まあ無理矢理悪意に取らなくてもいいですね)、中にJAの問題点を扱ったコーナーがあって、まあ農家にとっては常識的なことが書いてあったわけですが、面白かったです。 ほかの部分ですか?成功している農家さんの事例は、皆さんすごいなあ~と思いました(音ですよ)。ほかの、数字を一杯扱った部分ですが・・・まあ寄稿してる学者センセイが間正義と山下一仁の両巨匠でしたので、ご想像くださいというところです。少しだけ言うなら、前の日経の記事でもそうでしたが、何で米価暴落の補

    aburamusi
    aburamusi 2009/03/20
    " 第8条 組合は、その行う事業によつてその組合員及び会員のために最大の奉仕をすることを目的とし、営利を目的としてその事業を行つてはならない。"
  • 『農薬は農業に必要不可欠だ』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 よく農薬の安全性について書いていますが、の安全の話をする際に農薬はほぼ必ず悪役として登場します。 ただしそれはいわば、環境問題を話す際に自動車(の排気ガス)が必ず悪役になるのと同じようなものです。 自動車と農薬の違いは、自動車の場合は排気ガスが悪役になるとしても、対策としてはあくまで自動車の改良による有害物質の減少に重点が置かれ、自動車そのものを根絶しようという話にはならない(公共交通機関を使って自動車を減らそうと言う話はある)のに対し、農薬の場合は根絶しろとでも言いたげな態度で臨む人が多い点です。そうなる理由は単純で、自動車については誰もがよく知っているし恩恵も受けていますが、農薬については話題になる程度に比べて驚くほどに知られていな

  • 『休耕田は農業用地足りえるか?』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 農水省はどうやら農業政策のひとつの柱として、減反を廃止しての水田フル活用計画を進める気満々のようですが、もちろん前途は多難です。 生産量が増えた分の米をどう消費するか。加工品の原料としてバカ安の米を作ろうと言う計画がありますが、絶対に、その米を主用に転用する業者が現れます。もちろん農水省内でも危惧されている明々白々な問題ではありますが、取り締まることは不可能でしょうね。どう対応するつもりだろ。 で、ほかにも米価暴落後の保障についてや、土地を譲りたくない地主との折衝などなどといった問題については官僚や学者のセンセイ方が頭を寄せ合って素晴らしい解決策を考えてらっしゃる最中だろうと思うのですが、なんだか余り重要視されていないように思える問題に

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