8日午後1時40分頃、横浜市神奈川区六角橋の「六角橋商店街」の店舗から煙が上がっているのを、近くの住民が見つけ、119番した。 神奈川県警神奈川署の発表などによると、消防車約30台が出動し、消火活動にあたっているが、商店街の店舗を含む16棟が炎上しているという。 現場は、東急東横線白楽駅の南西約400メートル。
東海テレビ放送(名古屋市)が4日午前に放送した情報番組「ぴーかんテレビ」の岩手県産米視聴者プレゼントのコーナーで、「怪しいお米 セシウムさん」などと不適切な表記のテロップを誤って流したトラブルで、同社は5日、番組を休止し、司会の男性アナウンサーが「岩手県、福島県の皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げます」と改めて謝罪した。 謝罪は番組開始の午前9時55分から約2分半行われた。アナウンサーは「ふざけ心ではすまされない大変不謹慎な表現をしたことに大きな問題がありました」としたうえで、「風評被害を食い止めるべく、細心の注意を払わねばならない私たちが、誤解を招きかねない放送をしたことを重く受け止め、反省しています」と頭を下げた。その後、午前11時半までアニメを放送した。 同社はトラブルの原因究明のために社内に対策本部を設置。来週以降の「ぴーかんテレビ」の放送については、「現時点では未定
東京メトロは29日、東京都練馬区の有楽町線・副都心線平和台駅で26日午後3時頃、エレベーターが数メートル落下する事故があり、乗っていた50歳代の女性が、尻や肘に2週間の打撲傷を負ったと発表した。 発表によると、事故があったのは、地下1階と地上とを結ぶエレベーター(高低差約7・5メートル、定員11人)。上昇中に急に落下し始め、非常停止装置が作動して止まったという。同社などが調べたところ、エレベーターのかごをつり下げている直径1センチの金属製ワイヤロープ3本が全て切れていた。 メンテナンス会社の三菱電機ビルテクノサービスによると、エレベーターは2004年1月に導入。今月14日に目視による定期点検が行われた際には異常は確認できなかったが、事故後の調査でロープにさびが見つかった。東京メトロは事故後、同型のエレベーター64台のロープを緊急点検し、さびが発見された4台のロープを交換したという。機械を使
21日午前7時頃、福島県西会津町宝坂宝坂の山林で、ささの葉を採っていた近くの無職雅楽川(うたがわ)貞子さん(78)が熊に襲われ、頭と顔をひっかかれた。 雅楽川さんは約4時間後、搬送先の病院で出血性ショックで死亡した。 喜多方署の発表によると、雅楽川さんは自宅から約300メートル離れた場所で、1人でささ団子に使う葉を採っていた。自宅に歩いて戻り、家族に「熊に襲われた」と話したという。
千葉県松戸市などが制作した防犯ポスターに登場した「アキバ系」美少女キャラクター「松宮アヤ」を描いた、イラストレーターの七六(ななろく)さん(34)に、同市などが感謝状を贈った。 ポスターは、夜になると魔法少女に変身し、市内をパトロールするという設定で、女性警察官に似た衣装を身に着けたキャラクターが描かれている。4000枚印刷され、市内に掲示すると、話題となり、若者の関心を高めたことが評価された。 七六さんは「キャラクターのイメージを崩したくない」という理由から、表彰式には覆面姿で登場した。七六さんは「防犯ポスターを描くのは一生に一度あるかないかの機会。防犯を考える若者が増えたことがうれしい」と話していた。
愛媛県今治市で小学校の校庭から飛び出たサッカーボールをオートバイの80歳代男性が避けようとして転倒、その際のけがが原因で死亡した事故を巡り、大阪府内の遺族が訴えた民事訴訟で、大阪地裁がボールを蹴った当時小学5年の少年(19)の過失を認め、両親に約1500万円の賠償を命じた。校庭でのボール遊びが、高額の賠償命令につながったのはなぜか。 判決(6月27日)などによると、2004年2月の事故時は放課後で、少年は校庭のサッカーゴールに向け、ボールを蹴っていた。ゴール後方に高さ約1・3メートルの門扉とフェンス、その外側に幅約2メートルの溝があったが、ボールは双方を越え、男性が転倒した道路まで届いた。 裁判で少年側は「校庭でボールを使って遊ぶのは自然なこと」と主張したが、判決は「蹴り方次第でボールが道路に飛び出し、事故が起きることを予見できた」と過失を認定した。法律上、過失とは「注意を怠り、結果の発生
ウオーキング普及団体で厚生労働省と環境省が所管する社団法人「日本ウオーキング協会」(東京都、村山友宏会長)は22日、同協会が少なくとも2000年3月期から粉飾決算を続け、今年3月期で約1億円の債務超過に陥っていると発表した。 村山会長を含む役員の一部は引責辞任する意向を示している。両省は近く調査に乗り出す方針。 同協会によると、大会のチラシやゼッケンの作成などの未払い金がかさみ、今年3月期までに約1億7000万円の未払い金があるが、確認できただけで00年3月期以降、虚偽の会計報告を続け、税務申告を偽っていた時期もあった。 粉飾決算を続けた理由について協会は「債務超過が発覚すると法人認可を取り消されると思った」と説明している。
東京電力は19日、東日本大震災が発生した直後、福島第一原子力発電所4号機の核燃料一時貯蔵プールに、別の二つのプールから大量の水が流れ込んで危機を脱していた可能性が高いと正式に発表した。 二つのプールの水位が震災発生当時より4・6メートル下がっていることが確認できたためで、東電は同日、二つのプールに注水を開始した。 4号機燃料プールに沈められた燃料からは、計算上、数日でプールが沸騰するほどの熱が出ていたにもかかわらず、3月22日に注水を開始するまで十分な水が残っていたため、燃料の溶融が起きずに済んだ。 東電が計器を復旧させたところ、発生当時は満水だった「原子炉ウェル」と「機器仮置プール」という二つのプールから、約1000トンの水がなくなっていることが判明。地震の揺れか水素爆発による衝撃で、プールの間を仕切っていた鉄板がずれて燃料プール側に十分な水が流れ込んだとみられることがわかった。
昨年秋に傷害事件で被害に遭った少女が通う山口県内の高校に今年春、少年院を退院した加害者の少年が入学していたことがわかった。少女側は精神的苦痛を受けるとして、少年を指導・監督する山口保護観察所(山口市)に抗議。少年は少女が通っていることを「知らなかった」と話しており、一度も登校せずに転校や進路の変更を検討しているという。 少年が入院していた少年院は「被害者の情報はほとんど知らされておらず、少年が受験した高校に被害者がいることも把握していなかった」としており、法務省観察課は「被害者側の情報入手後は、保護観察所が加害者側に登校しない意向を確認しており、対応に問題はない」としている。 県警などによると、事件は昨年秋に発生。少年ら3人が、面識があった少女を呼び出し、顔を殴ったり髪をつかんで引きずったりして顔面打撲などのけがを負わせた。保護者によると、少女は事件後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と
改造した携帯型ゲーム機を販売しメーカーの商標権を侵害したとして、栃木県警は5月31日、同県益子町益子、無職小薬篤史容疑者(32)を商標法違反(商標権の侵害)の疑いで逮捕した。 県内で改造ゲーム機販売の摘発は初めて。県警は「改造販売は犯罪行為につながるケースがある。厳しく取り締まる。作る側に加え、使う側もその点を考えてほしい」と話している。 発表によると、小薬容疑者は今年4月12日、オークションサイトで、東京都の会社員男性(54)に対し、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」(PSP)(1万9800円相当)のプログラムを改造した同機を2万8000円で販売し、SCEの商標権を侵害した疑い。 自宅のパソコンで購入したPSPを改造。他のゲーム機のソフトもネット上からダウンロードして使用出来ることをセールスポイントに客を集めていた。2007
三菱自動車は30日、電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」に搭載しているリチウムイオン電池を使って、炊飯器などの家電製品に利用できるようにする装置を年内に発売することを明らかにした。 東日本大震災で多くの家庭用電源が失われたことから、移動できる大容量電源として注目を集めそうだ。 同社は、被災地の自治体に約80台のEVを提供しており、調査したところ「温かいご飯を炊くため、炊飯器をつなぐコンセントがほしい」との希望が多く寄せられたという。今の機能では、たばこライター用電源から携帯電話の充電やパソコンの使用はできるが、電力消費量の大きい家電は使用できない。 このため、同社は、100ボルトのコンセントに対応した装置を、当初計画より1年前倒しして、今年中に実用化する。対応消費電力は1500ワットを目指しており、炊飯器や洗濯機など大半の家電が使えるようになる。
東京電力の武藤栄副社長は26日、福島第一原子力発電所1号機で東日本大震災の発生翌日に、同社が冷却用の海水注入を中断していたとされる問題で「注入中断はなく、継続していた」と発表し、21日に政府・東電統合対策室が公表した調査結果を訂正した。 同原発の吉田昌郎所長が、事態の悪化を阻止するためには注水継続が必要と判断し、中断を見送っていたという。 統合対策室はこれまで、東電が12日午後7時4分に海水の試験注入を始めた後、原子炉の「再臨界」の可能性を懸念した官邸の意向に配慮し、同25分に独断で注入を中断したとの調査結果を公表。 しかし、公表翌日の22日には、班目春樹・内閣府原子力安全委員長が、再臨界に関する自分の発言内容が異なると抗議し、調査内容を訂正していた。 1号機では震災後、炉心溶融(メルトダウン)と水素爆発が相次いで発生。海水注入の中断によって、圧力容器の損傷が悪化した可能性が指摘されていた
群馬県警沼田署は24日、アルバイト先のスキー場から今年2月に現金約347万円を盗んだとして、片品村花咲、高崎経済大2年星野麻衣容疑者(20)を窃盗容疑で逮捕した。 星野容疑者は、東日本大震災発生後、福島県から村に避難している住民のためにボランティア活動を行っていた。調べに対し、容疑を認めており、同署は盗んだ現金の使途を詳しく調べている。 同署の発表や片品村関係者によると、星野容疑者は1月中旬から、「スノーパル・オグナほたか」スキー場(片品村花咲)のリフト券売り場で勤務。2月7日、事務所の金庫から売上金など計347万6950円を盗んだ疑い。スキー場の運営会社などによると、金庫の鍵は経理責任者が管理していたが、星野容疑者は、現金の両替のために、頻繁に金庫を開けていたという。 同スキー場は、震災直後に予定を早めてシーズン営業を終了。関係者によると、星野容疑者は、村が3月18日に福島県南相馬市から
東京電力は22日、福島第一原子力発電所の2号機に続き、1、3、4号機の使用済み核燃料一時貯蔵プールでも、冷却水を循環させて燃料を冷やす装置を設置すると発表した。 2号機は23日から資材の搬入を始め、今月末には稼働予定。1、3号機は6月下旬、4号機は7月中旬の完成を目指す。 1〜4号機のプールは冷却システムが故障し、燃料の余熱で水が高温になって蒸発が進んだ。水位が下がって燃料が水から露出すると過熱の危険があるため、注水作業を続けているが、冷却機能が不十分だった。 燃料棒の数が多い4号機などでは、水温がしばしば90度を超えた。建屋のコンクリートは65度以上の高温に長期間さらされると劣化が早まる。燃料棒をプールから取り出すまでは数年間かかるため、新たな冷却装置が必要になった。
インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」で反捕鯨団体シーシェパード(SS)を批判、〈テキサス親父(おやじ)〉として知られる米国人トニー・マラーノさん(62)が、和歌山県太地町を訪れ、三軒一高町長と面談し、捕鯨に理解を示した。 役場を訪れたマラーノさんは、三軒町長から捕鯨とともに歩んできた町の歴史を聞き、「町民が生活を守るためにクジラを捕ることに問題はない」と述べた。昼食に初めてクジラ料理を食べたといい、「とてもおいしかった。牛を食べるのも、クジラを食べるのも全く同じ」と話した。 東日本大震災については「日本には略奪という文字はなかった。他国では考えられないことだ」と日本人の行動を称賛した。 マラーノさんは大手電話会社を退職後、様々な問題についてユーチューブで意見を発信している。「海に囲まれた日本がなぜ捕鯨をしてはいけないのか」と疑問に思ったのが、SS批判のきっかけという。 日本でも著
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く