<年間1~3件程度から十数件にまで被害訴えが増加。クルーズ船で性犯罪が増加する「納得の理由」とは?──> 米国運輸省(DOT)のデータによると、ディズニー・クルーズライン(DCL)で発生した性加害の報告件数が近年増加している。 【画像】ディズニー・クルーズ船上で報告された性的暴行件数の推移 過去5年間、同社のクルーズ船での性加害の報告は年間1〜3件程度だったが、2023年には15件、2024年には18件に急増。さらに2025年の第1四半期だけで5件の訴えが報告された。 急増の背景には、ディズニーが2031年までに保有船を現在の6隻から13隻へと倍増させる計画がある。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、同社は2020年以降に2隻を追加し、2022年と2024年にそれぞれ就航させた。これにより乗客収容力は約40%拡大しているという。 ディズニー・クルーズラインの広報担当者は本誌に対し、「
