アメリカのIT大手、メタは、電力会社と契約を結び、原子力発電所からの電力を購入することを決めました。AIの普及で電力需要が高まる中、IT大手各社は原発の活用を進めています。 メタは3日、アメリカの電力大手「コンステレーション・エナジー」と契約を締結し、2027年半ばから20年間、イリノイ州にある原子力発電所から電力を購入すると発表しました。 メタは発表文の中で、「AIの発展における将来のエネルギー需要を見据え、信頼性と安定性に優れた電力供給における原子力発電には計り知れない価値がある」とコメントしています。 「コンステレーション・エナジー」はアメリカ史上最悪の原発事故が起きた「スリーマイル島原発」の1号機を再稼働させ、IT大手のマイクロソフトに20年間、電力を供給することを去年、明らかにしています。 アメリカのメディア、ブルームバーグは、「AIの台頭で、原発は最大の恩恵を受ける分野の一つと
