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ブックマーク / mikiki.tokyo.jp (23)

  • KIRINJI『愛をあるだけ、すべて』堀込高樹、全曲解説――バンド再出発から5年、〈バンドっぽくないもの〉が出来た理由 | Mikiki by TOWER RECORDS

    題に入る前に、KIRINJIが先ごろ公開したリレー・プレイリストを紹介しておこう。冒頭の10曲はリーダー・堀込高樹の選。カシミア・キャットの煌びやかなポップ・チューンに始まり、大胆な刷新を遂げたレディオヘッドやN.E.R.D.、アート・リンゼイの意欲作を交えつつ、ヴルフペックにBJザ・シカゴ・キッド、ジ・インターネットと、ソウル/R&Bの次世代が名を連ねている――6月1日に49歳を迎えた堀込は「影響源はJ-Wave」と自嘲ぎみに語っていたが、現在のKIRINJIが〈今日のポップ・ミュージック〉と繋がろうとしているのが、このセレクトからも伝わるだろう。 KIRINJIがバンド編成で再出発してから5年になるが、ギアが明確に入れ替わったのは2016年の前作『ネオ』だった。そして、昨年末のコトリンゴ脱退を経て、6月13日に発表される新作『愛をあるだけ、すべて』は、さらにその先へと突き進もうとする

    KIRINJI『愛をあるだけ、すべて』堀込高樹、全曲解説――バンド再出発から5年、〈バンドっぽくないもの〉が出来た理由 | Mikiki by TOWER RECORDS
    achakeym
    achakeym 2018/06/13
  • YOUR SONG IS GOODが辿り着いた普遍=バレアリック、サイトウジュンを魅了したダンス・ミュージックの限りなき可能性 | Mikiki by TOWER RECORDS

    求めるものを満たすフォーマットはレゲエだった ――3年前にリリースされた前作『OUT』は、JxJxさんがムーンバートンからトロピカル・ベース、そこからディスコやハウス、テクノに魅了されていく過程で生み出されたアルバムでしたよね。 「そう指摘されると我ながら、変な変遷ですね(笑)。振り返ると、ムーンバートンにハマっていた時期は、エクスクルーシヴな音源がデータで飛び交っている現象にパンク的なものを感じていて、そもそもムーンバートンを編み出したデイヴ・ナダはもともとワシントンDCでハードコアをやっていた人だったし、そこに自分との共通点を見出しておもしろがっていたんです。そうした流れを経て『OUT』以降は、毎週レコード・ショップに入荷する新譜をチェックするようになるんですけど、そのきっかけとなったのが、NYのレーベル、ミスター・サタデイ・ナイト(Mister Saturday Night)でした。

    YOUR SONG IS GOODが辿り着いた普遍=バレアリック、サイトウジュンを魅了したダンス・ミュージックの限りなき可能性 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • G.RINAが土岐麻子と語る、同時代を生きる女性アーティストの〈同志〉だからこそ共感し合える音楽ルーツへの向き合い方 | Mikiki by TOWER RECORDS

    シンガー・ソングライター/ビートメイカー/プロデューサー/DJなど、いくつもの顔を持つG.RINA。彼女にとって実に5年ぶりのカムバック作となった前アルバム『Lotta Love』は、ルーツである80sファンク/ブギーのエッセンスと持ち前のポップセンスが融合した、まぎれもない傑作だった。それから1年3か月、今回新たに届けられたのが、さらにカラフルに進化した新作『LIVE & LEARN』だ。ゲストには鎮座DOPENESS、yoshiro(underslowjams)、田我流、Kick A Showといった個性派たちが並ぶなか、甘酸っぱいディスコ・ポップ曲“All Around The World”では、ほぼ同タイミングで新作『PINK』をリリースした土岐麻子をフィーチャー。G.RINAはこれまでに土岐作品でたびたび作詞・作曲を手掛け、『PINK』でも2曲の作曲を担当しているが、G.RINA

    G.RINAが土岐麻子と語る、同時代を生きる女性アーティストの〈同志〉だからこそ共感し合える音楽ルーツへの向き合い方 | Mikiki by TOWER RECORDS
    achakeym
    achakeym 2017/02/09
    これめっちゃ良かった
  • スナーキー・パピーの鍵盤奏者、ビル・ローレンス&コリー・ヘンリーのソロ活動から迫る最強ジャズ・コレクティヴの本質 | Mikiki by TOWER RECORDS

    ビル・ローレンスとコリー・ヘンリー、共にスナーキー・パピーの一員であるキーボード奏者だ。しかし、その演奏や出自はまったく対照的と言っていい。ビルはクラシックを学び、ロンドンをベースに活動を続けている。一方のコリーはブルックリン出身で、教会でゴスペルを学んだ。ある意味、スナーキー・パピーという懐の深い音楽コレクティヴの多様性を象徴する存在とも言えるこの2人のソロ・アルバムが、スナーキー・パピーのレーベル=グラウンドアップ(GroundUP)から同時にリリースされた。 その内容もまた実に対照的だ。ビルの早くも3枚目となる『Aftersun』は、前2作同様にスナーキー・パピーの中心人物であるマイケル・リーグをベースに、ロバート“スパット”シーライトをドラムスに迎えているほか、ガーナ出身のパーカッション奏者のウィーディー・ブライーマをフィーチャーして、新たな展開としてポリリズミックなアフロビートを

    スナーキー・パピーの鍵盤奏者、ビル・ローレンス&コリー・ヘンリーのソロ活動から迫る最強ジャズ・コレクティヴの本質 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • neco眠る・森雄大&オシリペンペンズ・石井モタコの年末対談! And Summer Clubやチッツが彩った、こんがりおんがくの2016年 | Mikiki by TOWER RECORDS

    こんがりおんがくは、森雄大(neco眠る)、石井モタコ(オシリペンペンズ/手ノ内嫁蔵)、DODDODOの3人が2010年に設立した大阪拠点の自主レーベルである。その立ち上げから、早6年余り。いわゆる〈関西ゼロ世代〉の登場からも、早15年余りを経過した2016年の暮れ、いま大阪はどうなっているのか。シーンはあるのか、いやないのか。ここ1、2年の動きを伝えるものは、とりわけ目にする機会が少ないように思う。 ここ数年の大阪の動きを整理すべく、こんがりおんがくが最近リリースをしたミュージシャンの音楽性や立ち位置、バックボーンについて森雄大と今秋に東京へと移住した石井モタコにざっくばらんに語ってもらった。大阪から遠く離れた世田谷のモタコ新居で行われたこんがり談義から見える、大阪特有の近さ・狭さ、重複する人間関係から繋がるルーキーやオールド・ルーキー……。各キーワードを結べば、現在の〈大阪シーン〉が薄

    neco眠る・森雄大&オシリペンペンズ・石井モタコの年末対談! And Summer Clubやチッツが彩った、こんがりおんがくの2016年 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • 冨田ラボはなぜ変わった? アップデートされた音楽観と新世代へのシンパシーが生んだ新作『SUPERFINE』の真意を明かす | Mikiki by TOWER RECORDS

    冨田ラボのニュー・アルバム『SUPERFINE』が大変なことになっている。ここ数年、〈いまは新譜がおもしろい〉と言い続けてきた冨田は、昨年プロデュースを担ったbird『Lush』で現代のジャズにインスパイアされたリズムを導入するなど、これまでのイメージを覆す野心的な試みを見せていた。そして今回の新作では、先鋭的なサウンドをさらに細かくナチュラルに消化し、世界中のどこにもない新しいポップスを作り出してしまったのだ。 クリス・デイヴやマーク・ジュリアナ、ハイエイタス・カイヨーテ、アンダーソン・パックにキングといった新世代アーティストからの影響が、原形を留めないレヴェルにまで解体され、散りばめられたようなサウンドは、耳を惹くサプライズと心地良い浸透力を持ち合わせている。そして既報の通り、アルバムの収録曲を歌うのはコムアイ(水曜日のカンパネラ)、YONCE (Suchmos)、髙城晶平(cero)

    冨田ラボはなぜ変わった? アップデートされた音楽観と新世代へのシンパシーが生んだ新作『SUPERFINE』の真意を明かす | Mikiki by TOWER RECORDS
  • DJシャドウ『Endtroducing.....』から20年、ビート/サンプリング革命もたらした90年代と一筋縄ではいかない新境地を紐解く | Mikiki by TOWER RECORDS

    DJシャドウの5年ぶりとなるニュー・アルバム『The Mountain Will Fall』が先日リリースされた。インディー・ロック界隈での評価も高いヒップホップ・デュオのラン・ザ・ジュエルズに、UKマンチェスターのレーベル、ゴンドワナを主宰するジャズ・トランぺット奏者のマシュー・ハルソール、ポスト・クラシカルの第一人者ことニルス・フラームとゲスト陣も充実している作では、独創的でチャレンジングな音作りが復活。やや停滞気味なアルバムが続いていたDJシャドウにとっても会心の一枚だろう。 さらに今年は、偉大なる96年のデビュー作『Endtroducing.....』がリリース20周年を迎える。この90年代を代表する金字塔は、ヒップホップの世界に革命をもたらすばかりでなく、レディオヘッドを筆頭にジャンルを越えて影響を及ぼし続けており、D.A.N.など新世代のバンドに親しむ若いリスナーの耳にも新鮮

    DJシャドウ『Endtroducing.....』から20年、ビート/サンプリング革命もたらした90年代と一筋縄ではいかない新境地を紐解く | Mikiki by TOWER RECORDS
  • インディーの最前線がここに! 〈Mikiki Pit〉開催目前、編集部・田中亮太&小熊俊哉がいま絶対に観てほしい4バンドを語り尽くす | Mikiki by TOWER RECORDS

    KONCOS、ラッキーオールドサン、South Penguin、ニカホヨシオを迎え、東京・恵比寿baticaで11月21日(月)に開催するMikiki主催のショウケース企画〈Mikiki Pit〉。いよいよ来週に迫った同イヴェントに合わせて、今回はMikiki編集部の凸凹インディー・コンビこと田中亮太&小熊俊哉が〈Mikiki Pit〉のコンセプトや、いまこの4組のライヴを絶対に観てほしい理由を熱く語り合いました! そもそも〈Mikiki Pit〉ってどんなイヴェント? 田中「いよいよ〈Mikiki Pit〉の開催が迫ってきたね」 小熊「たぶん、読者の皆さんは〈Mikiki Pit〉というイヴェント名が気になっていると思うんだ。これは田中くんのアイデアだったよね?」 田中「うん。そもそもイヴェントのコンセプトが、Mikikiがプッシュしている新進気鋭のミュージシャンをショウケース的に紹介す

    インディーの最前線がここに! 〈Mikiki Pit〉開催目前、編集部・田中亮太&小熊俊哉がいま絶対に観てほしい4バンドを語り尽くす | Mikiki by TOWER RECORDS
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    achakeym 2016/11/21
  • rabbitooのピアニスト・佐藤浩一が、ピート・レンデも迎えた変則セクステットによる新作『Melancholy of a Journey』を語る | Mikiki by TOWER RECORDS

    ジャズという終わりなきイマジネイティヴな旅はつづく 俊英ジャズ・ピアニストの佐藤浩一の新作『Melancholy of a Journey』の仕上がりが出色だ。 それ、2011年リリースのトリオ編成による前作『ユートピア』とはかなり方向性を異にする。今作はクラリネット、ギター、コントラバス、チェロ、ドラムを擁する変則セクステットで録音にあたっている。 「4人以上の編成がいいなというのがあって、長いスパンで編成を大きくして行きました。(奏者選択の観点は)混じりの良さ。誰かが突出もせず、欠けもせずという感じですね。後はフォルテでなく、メゾ・ピアノやメゾ・フォルテぐらいで十分に表現できる人たちに声をかけています」 また、作について、彼はこうも説明する。 「今回作曲にかなり重点を置いているので、特別ピアノで目立とうという気持ちはありませんでした。ただ、(メンバーであるポスト・ジャズ・バンドの)r

    rabbitooのピアニスト・佐藤浩一が、ピート・レンデも迎えた変則セクステットによる新作『Melancholy of a Journey』を語る | Mikiki by TOWER RECORDS
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    achakeym 2016/10/18
  • ポップ史に輝くモータウン最盛期を重要スタッフ陣の証言&貴重フォト満載で編んだ400Pの重厚本「コンプリート・モータウン」 | Mikiki by TOWER RECORDS

    All images are taken from the book. 全ての写真図版は書籍「コンプリート・モータウン」より 世界中のジュークボックスの中身を黒く塗り替えた最強レーベルの全盛期を、重要スタッフ陣の証言&貴重フォト満載で編んだ重厚! とにかく、厚く、重く、萌える、新刊である。熱い、想いが、燃える、大冊なのだ。蔵出し写真も満載の横組み文が400頁の貫禄で編まれた。が、大陸横断の超特急よろしく丸一日を費やせば読破できる(できた)、それだけの面白さと痛快さで読むものを魅了してやまない一冊だ。読旅のお供には全103曲が収録されたご機嫌な4枚組のCD-BOX、『Hitsville USA:The Motown Singles Collection 1959-1971』を選んだ。ガイド役は、共著関係のアダム・ホワイト(元・ビルボード編集長)とバーニー・エイルズ(元・モータウン副社長兼

    ポップ史に輝くモータウン最盛期を重要スタッフ陣の証言&貴重フォト満載で編んだ400Pの重厚本「コンプリート・モータウン」 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    achakeym 2016/10/12
  • ウィッチ・ハウス | 検索結果一覧 | Mikiki by TOWER RECORDS

    ExWHYZ『Dress to Kill』80KIDZやSeihoらによるリミックス、大沢伸一を迎えたカバーなどを収めたバラエティアルバム

    ウィッチ・ハウス | 検索結果一覧 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    achakeym 2016/10/12
    ウィッチ・ハウス
  • 音楽は自由だからこそ好きなことを貫く―Reiが語る、デビューからトリロジー最終作『ORB』を経て形作った音楽家としての姿勢 | Mikiki by TOWER RECORDS

    USルーツ・ミュージックやクラシック・ロックを根っこに持ち、オールドタイミーなサウンドを今様のポップスとしてアウトプットしてきた93年生まれのシンガー・ソングライター、Rei。昨年2月、長岡亮介(ペトロールズ)を共同プロデューサーに迎えたミニ・アルバム『BLU』でCDデビューして以降、〈フジロック〉やピーター・バラカンがオーガナイズする〈LIVE MAGIC!〉、さらに海外ではUSの〈SXSW〉に出演するなど、活動の幅を広げてきた。そんな彼女が、これまで以上にポップでカラフルな楽曲を揃えた3枚目のミニ・アルバム『ORB』――『BLU』から始まるトリロジー最終作――をリリース。Mikikiではこのタイミングで、新作についてはもちろん、デビューからこれまでのReiを振り返るインタヴューをお届けしたい。作品を重ねるごとに、自身の音楽制作のスタンスを確立していく様子は頼もしい限り。今後、彼女がどの

    音楽は自由だからこそ好きなことを貫く―Reiが語る、デビューからトリロジー最終作『ORB』を経て形作った音楽家としての姿勢 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • ロバート・グラスパー・エクスペリメントが新章突入! 多彩な変化で現代ジャズを次なるモードに導く新作『ArtScience』を語る | Mikiki by TOWER RECORDS

    〈フジロック〉での熱演も話題を集めたロバート・グラスパー・エクスペリメント(以下:RGE)の新作『ArtScience』が9月16日にリリースされる。多彩なゲスト・シンガーを迎えてR&B/ネオ・ソウル的なサウンドに接近した〈Black Radio〉シリーズから、ピアノ・トリオでのアコースティック・ジャズ作品『Covered』(2015年)を経ての今作は、カラフルで厚みを増したエレクトリックなサウンド、ソロ/即興パートが大幅に増えた楽曲、これまでよりもキャッチーさが際立つメロディーなど、従来の作品とは毛色が異なる部分がまず印象に残る。とはいえ、近年のグラスパーは徐々にモードを変えはじめていたところもあり、ここ数作の延長線上にあるサウンドと見るべきだろう。 現代ジャズの重要トピックであるドラマーの観点から振り返っても、クリス・デイヴが参加していた『Double Booked』(2009年)~『

    ロバート・グラスパー・エクスペリメントが新章突入! 多彩な変化で現代ジャズを次なるモードに導く新作『ArtScience』を語る | Mikiki by TOWER RECORDS
  • アース・ウィンド&ファイア、MISIA × 黒田卓也、アンドラ・デイ―〈Blue Note JAZZ FESTIVAL〉が一層気になる各アクトの注目ポイントをズバリ解説! Pt.1 | Mikiki by TOWER RECORDS

    9月17日(土)に神奈川・横浜赤レンガ野外特設ステージで開催される〈Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2016〉(以下:BNJF)をMikikiで総力特集! フェスの概要を伝えた第1回に引き続き、ここからは2回に分けて、メイン・ステージとなる〈BIRD STAGE〉と〈DIZ STAGE〉に出演する6組の見どころを解説していく。 紹介役を務めるのは、去る8月に開催された〈BNJF〉のプレ・イヴェントでもトーク&DJで会場を盛り上げた、R&B/ソウルに精通する音楽ジャーナリストの林剛氏と、〈Jazz The New Chapter〉シリーズ監修の柳樂光隆氏。まず、この特集第2回では昨年の模様を振り返りつつ、〈BNJF〉のソウル/ファンク・サイドを担うアース・ウィンド&ファイア、MISIA × 黒田卓也、アンドラ・デイの3組をフィーチャーし、注目すべきポイントを

    アース・ウィンド&ファイア、MISIA × 黒田卓也、アンドラ・デイ―〈Blue Note JAZZ FESTIVAL〉が一層気になる各アクトの注目ポイントをズバリ解説! Pt.1 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • ceroやアンティバラスとのコラボも! 黒田卓也がカラフルな新作『ジグザガー』で志した音楽家としてのアートを語る | Mikiki by TOWER RECORDS

    「前回はホセ主導のもと作りたいという方向性がまずあって、そういう意味では当に100点満点の出来だったと思うんですが、今回は僕が行ってみたい場所がまずあって作りはじめました。それは“アルバムというアートを作りたい”ということです」 世界的に活躍するモロッコ出身イギリス在住のアーティスト、ハッサン・ハジャージをジャケットに起用したのも、トランベット奏者のソロではなく、一アーティストのアルバムとして聴いてほしいという気持ちの表れだという。それは制作面でも徹底されていた。 「デモは全部一度僕がコンピュータですべて打ち込んで作ってるんですよ。細部までこだわって作ってる。それをメンバーに聴かせて人力に変えるっていうちょっと変わったやり方です」 前作でもそういうスタイルを採ってはいたが、最終的にプレイヤーの解釈に委ねていた部分が多かったという。作ではデモの再現を徹底させている。 「そうすることによっ

    ceroやアンティバラスとのコラボも! 黒田卓也がカラフルな新作『ジグザガー』で志した音楽家としてのアートを語る | Mikiki by TOWER RECORDS
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    achakeym 2016/09/05
  • 生きてるうちに褒めとかないと――長門芳郎 × 鈴木茂、同時代を駆け抜けた2人が語る はっぴいえんど~ティン・パン・アレー期の秘話 | Mikiki by TOWER RECORDS

    伝説のレコード店・パイドパイパーハウスが、〈PIED PIPER HOUSE in TOWER RECORDS SHIBUYA〉という名の下にタワレコ渋谷店で復活したのを機に、Mikikiで連載中のパイドパイパーハウス企画第3回。さまざまなゲストを迎えてトークショウが行われているなか、今回はオーナーの長門芳郎氏と縁の深いはっぴいえんどやティン・パン・アレーなどで活躍したギタリスト、鈴木茂氏が登壇したイヴェントをレポートします。こちらは鈴木氏の今年3月に発売された著書「自伝 鈴木茂のワインディング・ロード はっぴいえんど、BAND WAGONそれから」と長門氏の「パイドパイパー・デイズ 私的音楽回想録 1972-1989」のWリリース記念として開催。同時代をサヴァイヴしてきた2人だからこそのざっくばらんなお話から、はっぴいえんどのライヴにおけるエピソード、お互いの著書についてなど、和気あいあ

    生きてるうちに褒めとかないと――長門芳郎 × 鈴木茂、同時代を駆け抜けた2人が語る はっぴいえんど~ティン・パン・アレー期の秘話 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • KIRINJI『ネオ』好調の理由は〈切断〉にあり? ヴィヴィッドな色彩感に満ちたニュー・アルバムから新しいバンド像に迫る | Mikiki by TOWER RECORDS

    KIRINJIのニュー・アルバム『ネオ』が大好評だ。SNSを見渡せばコアなファン以外からも絶賛されている様子が窺えるし、8月15日付のオリコン週間チャートでは初登場11位を記録するなど、セールス面でも成功を収めている。ここ最近はサニーデイ・サービス『DANCE TO YOU』や坂慎太郎『できれば愛を』、石野卓球『LUNATIQUE』などヴェテランの新作が話題を集めているが、そのなかでもひときわチャレンジングな内容に仕上がっていることも、ヒットに結び付いた要因だろう。 先日アップしたKIRINJI×シャムキャッツの鼎談記事のなかで、リーダーの堀込高樹は〈最近の音楽に混じっても強度を発揮できるようなものにしたかった〉と語っているが、6人編成となって2作目となる今回のアルバムでKIRINJIはどのような変化を遂げたのだろうか。音楽評論家の高橋健太郎氏が、その魅力と新しいバンド像に迫った。 *M

    KIRINJI『ネオ』好調の理由は〈切断〉にあり? ヴィヴィッドな色彩感に満ちたニュー・アルバムから新しいバンド像に迫る | Mikiki by TOWER RECORDS
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    achakeym 2016/08/16
  • 田渕ひさ子が語る、2つの大きな別れを乗り越えて完成したtoddleの新アルバム『Vacantly』に至るまでの濃密な5年間 | Mikiki by TOWER RECORDS

    toddleから実に5年ぶりとなるニュー・アルバム『Vacantly』が届いた。そして、この5年の間には、バンドにとってとても大きな出来事が2つ起こっている。ひとつは、長らく活動を共にしてきたドラマー・内野正登の脱退。もうひとつは、過去の作品にプロデューサーとして関わっていたbloodthirsty butchersの吉村秀樹との別れである。一人ぼっちでいる時の寂しさと安堵感の同居、仄暗い暗闇から薄明りを見つめているような感覚はtoddleの特別な魅力だが、『Vacantly』でその陰影の濃さが増しているのは、決して偶然ではないだろう。 バンドは、内野の代わりにSiNEの竹田和永をサポート・ドラマーに迎えてライヴ活動を続行。これまでになく幅広いリズム・パターンなど音楽的な冒険心に溢れ、勇壮な雰囲気を纏ったアルバムをついに完成させた。今回は課外活動も多かった田渕ひさ子に、この5年を振り返って

    田渕ひさ子が語る、2つの大きな別れを乗り越えて完成したtoddleの新アルバム『Vacantly』に至るまでの濃密な5年間 | Mikiki by TOWER RECORDS
    achakeym
    achakeym 2016/08/15
  • ダンスフロア・イズ・バック! 沖野俊太郎とSalon Music・吉田仁が語る、セカンド・サマー・オブ・ラヴの記憶と25年後の音楽 | Mikiki by TOWER RECORDS

    沖野俊太郎がShuntaro Okino名義で2015年にリリースした15年ぶりのソロ・アルバム『F-A-R』は、サイケデリックなロック・アンサンブルと緩急自在のダンス・ビートが、虹色の昂揚感を煽る作品だった。Venus Peter時代を彷彿とさせる艶やかなソングライティングと、Indian Ropeで探求された美しくトリッピ―なサウンドメイク。双方を併せ持ちながらグルーヴィーなロックンロールに仕上げられたナンバーの数々は、沖野のキャリアを総括しつつも、作り手として次のヴァージョンに更新していくような開放感があり、従来の彼のファンを歓喜させるとともに、若いリスナーにとってもフレッシュに響くはずだ。 そして『F-A-R』のリリースから早7か月、コーネリアスや片寄明人(Akito Bros、GREAT3)、Salon Music、Koji Nakamuraなど沖野の旧友を中心に計14組が参加し

    ダンスフロア・イズ・バック! 沖野俊太郎とSalon Music・吉田仁が語る、セカンド・サマー・オブ・ラヴの記憶と25年後の音楽 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    achakeym 2016/08/03
  • サニーデイ・サービスがいまダンスする理由―曽我部恵一が語る、新作『DANCE TO YOU』の持つ同時代性と新しいバンド像 | Mikiki by TOWER RECORDS

    サニーデイ・サービスの新作『DANCE TO YOU』は、その名の通り〈あなた〉を踊ることへ誘うアルバムだ。BPM100〜110前後にかけてのスロウなディスコ・ビートとファンキーなベース・ライン、魅惑的なサイケデリアを作り出すギター・カッティング。それらに導かれるように、リスナーはダンスフロアへと足を踏み入れる。そして、ひたすらにステップを踏みながら、暗闇のなかでふと思うだろう。〈いったい、ここはどこなんだろう?〉と。そして、聴き手と同様に、今作で描かれるキャラクターの多くも、居場所や行き先を見失い、なにかを希求して踊り続けている。それゆえに『DANCE TO YOU』というアルバムは、不安と混乱の時代に生きる〈あなたたち〉の映し鏡のようでもあるのだ。 サニーデイ・サービスが2008年の再結成以降に見せてきた、ロック・バンドとしての成熟を踏まえると、今作で見せたダンス・ミュージックへの傾倒

    サニーデイ・サービスがいまダンスする理由―曽我部恵一が語る、新作『DANCE TO YOU』の持つ同時代性と新しいバンド像 | Mikiki by TOWER RECORDS
    achakeym
    achakeym 2016/08/03
    アルバム良かった なんか語り口が翻訳したような感じになってておもしろい