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ブックマーク / univ-journal.jp (4)

  • 電力を安定供給する「同期現象」の基本原理解明 東京工業大学 | 大学ジャーナルオンライン

    東京工業大学らの研究グループは、電力の安定供給に欠かせない電力ネットワークの発電機群の同期現象を、世界で初めて理論解明することに成功した。そしてこの理論に基づき、送電網で複雑に結合された発電機群の振る舞いを効率的に解析・制御できる、電力ネットワークの集約モデルを世界に先駆けて構築した。 とりわけ太陽光発電などの再生可能エネルギーは、気象条件の変化で発電量が不規則に変動するため、発電機群の同期を維持することが難しいとされる。今後、再生可能エネルギーの大量導入を見据える日においては、効率的な発電・送電に関わる同期現象の解析が不可欠だ。 こうした中、研究では、電力ネットワークのモデリングや安定性解析、安定化制御などに関する一連の研究成果を、グラフ理論という数学理論の観点から検討した。これまでの同期現象の解析は数値シミュレーションによるものが主流だったが、研究グループはグラフ理論におけるネット

    電力を安定供給する「同期現象」の基本原理解明 東京工業大学 | 大学ジャーナルオンライン
    achakeym
    achakeym 2018/05/06
  • 「紙の電子ペーパー」大阪大学が開発に成功

    大阪大学産業科学研究所の古賀大尚特任助教、能木雅也教授らの研究グループは、紙を用いてフレキシブルな電子ペーパーを作製することに成功した。 そこで今回、同研究グループは、樹木セルロースナノファイバーからなる新しい「透明な紙」と、セルロースパルプ繊維からなる従来の「白い紙」を併用することで、電子ペーパーの一種であるエレクトロクロミック(EC)ディスプレイを開発した。従来の紙は絶縁性で透過性を持たないが、導電性高分子またはイオン液体を複合化することにより、透明性に優れた電極と視認性に優れた白い電解質を作製することに成功した。そして、それらを組み合わせてフレキシブルな“紙”の電子ペーパーを実現した。 この成果により、今後、紙に手書きや印刷だけでなく、電気で情報を表示することも可能になる。また、研究グループは、これまでに、紙ベースのメモリ、トランジスタ、アンテナ、スーパーキャパシタといった様々な電

    「紙の電子ペーパー」大阪大学が開発に成功
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    achakeym 2018/04/27
  • AIで予測した2万通りの未来シナリオをもとに、京都大学が政策提言

    京都大学こころの未来研究センター広井教授らは、日立製作所の人工知能AI技術と融合させ、持続可能な日の未来に必要な政策を提言した。 日では、少子高齢化や産業構造変化によりポスト成長(非成長・非拡大)時代へシフトしつつあり、これに伴う大きな社会課題に対処するには時機を捉えた戦略的な政策の立案と実行が必要である。 今回、京都大学は日立のAI技術を活用し、「少子化」や「環境破壊」など149個の社会要因についての因果関係モデルを構築。AIを用いたシミュレーションにより2018年から2052年までの35年間で約2万通りの未来シナリオ予測を行い、23個の代表的なシナリオのグループに分類した。 シナリオは大きく都市集中型と地方分散型で傾向が2分されたため、都市集中型か地方分散型か、またその社会が持続可能か、破局的かの観点で、シナリオのグループ同士が分岐する時期と要因を解析。これを元に、持続可能な未

    AIで予測した2万通りの未来シナリオをもとに、京都大学が政策提言
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    achakeym 2017/09/12
    おもしろそう
  • 「細胞のバネ」というDNAの新機能を発見 国立遺伝学研究所と長崎大学

    国立遺伝学研究所と長崎大学の共同研究グループは、細胞核の強さが核の殻の構造だけでなくDNA自体によっても生み出されていることを明らかにした。これまで遺伝情報のメモリデバイスとみなされてきたDNAに、核の弾性を支えるバネという役割を新たに提唱した。 研究グループは、直径1μmほどの細いガラス針を使ってヒト細胞の核を直接触り、力を掛けたときの核のゆがみを観察することで、核の強さを計測した。結果、核は力に対抗するための硬さと弾性を合わせ持っていることがわかった。さらに、凝縮している通常のDNAと、伸ばした状態のDNAおよび切れた状態のDNAから構成される核を計測し、比較することにより、DNA自体からも弾性力が生み出されていることを明らかにした。 この成果は、DNAが核のバネとして働くことで核の硬さを制御するという、DNAの新たな役割を提唱するものだという。また、細胞死やがん化などの異常に関わると

    「細胞のバネ」というDNAの新機能を発見 国立遺伝学研究所と長崎大学
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