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ブックマーク / webronza.asahi.com (11)

  • 安倍元首相殺害事件が照射する自民党とカルト宗教との親和性 - 北丸雄二|論座アーカイブ

    明らかにされている山上徹也容疑者の供述から判断すると、安倍晋三元首相殺害はいまのところ宗教団体に入れ上げた母親による家庭崩壊と破産への恨みに基づくものであり、テロや暗殺と呼ぶべき政治的あるいは宗教的な動機は薄いということになっている。 もっとも、元首相をこの宗教団体=旧「統一教会」(現「世界平和統一家庭連合」)と関連づけて殺害しようと強く決意するためには、両者の間にある政治的で宗教的な背景と歴史とをかなり調べ込む必要があったろう(以下、敬称・呼称略)。 旧統一教会と安倍元首相との「距離」 「世界平和」とか「家庭」とかやわらかい言葉に変名していても、「統一」という単語を残しているこの宗教集団は、かつて合同結婚式や霊感商法で社会問題化し、日ではオウムが現れるまではカルトの代名詞的な組織だった。70、80年代には「統一教会」教祖文鮮明の提唱する教理「統一原理」を研究するサークル「原理研究会」が

    安倍元首相殺害事件が照射する自民党とカルト宗教との親和性 - 北丸雄二|論座アーカイブ
    ackey1973
    ackey1973 2022/07/14
    明瞭に言葉にするのが難しいのだが、第二次安倍政権とトランプ当選あたりからの、“保守”界隈のどこか不気味で妙な空気に、いろいろ補助線が引かれた感じはある。右傾化じゃなくてカルト化、か。
  • 「量的緩和」の長期化という泥沼~英議会の白川方明公聴会があぶり出した日銀の堕落 - 原真人|論座アーカイブ

    「量的緩和」の長期化という泥沼~英議会の白川方明公聴会があぶり出した日銀の堕落 「前借り需要」の繰り返しは生産性を低め結局は経済の足を引っ張る 原真人 朝日新聞 編集委員 日銀行随一の理論家といわれた前総裁の白川方明氏がこの春、英国貴族院の公聴会に参考人としてオンラインを通じて招かれた。そこで白川氏が語った言葉は日の私たちにも深く、重く響く。日銀の金融政策は8年前、アベノミクスによって「政治的な妥協の産物」と化し、国会でも記者会見の場でも純粋な政策論から説明されることもなくなった。英国の議員たちが党派制を離れ、金融政策をあくまで国民経済の視点で考え、さまざまな質問を発し、それに白川氏が率直に論理的に答える今回の公聴会の議論は、そういう機会を失っている私たち日人に何か大切なものを思い出させてくれる新鮮な光景だった。議員たちの質問と白川証言から、いくつかの重要な問題提起をピックアップし、

    「量的緩和」の長期化という泥沼~英議会の白川方明公聴会があぶり出した日銀の堕落 - 原真人|論座アーカイブ
    ackey1973
    ackey1973 2021/11/07
  • 【1】歪められた「朝鮮人虐殺」の史実 - 加藤直樹|論座アーカイブ

    【1】歪められた「朝鮮人虐殺」の史実 先行研究無視や学術的な不備が指摘されるラムザイヤー論文 加藤直樹 ノンフィクション作家 ハーバード大学ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授をご存じだろうか。法律分野に属する事象に経済学的にアプローチする「法と経済学」という学問領域の研究者である。1954年生まれで、18歳まで日に育った経歴をもち、日の企業や政治経済などの研究で知られる。1990年には日企業の法的行動様式を検証した著書でサントリー学芸賞を受賞。日文化への理解促進に貢献したとして、2018年には旭日中綬章を受章した。 そのラムザイヤーが、今年に入ってから世界的な注目を集めている。最初は昨年末に書いた「慰安婦」問題の論文で、次いで、この数年の間に書いた被差別部落問題や沖縄問題などについての論文によってである。 多くの人がすでに様々に論じているこの話題について、さらに私まで発

    【1】歪められた「朝鮮人虐殺」の史実 - 加藤直樹|論座アーカイブ
    ackey1973
    ackey1973 2021/07/05
    ある分野の碩学が他の分野ではトンデモ、というのは、稀によくある事例ではあるけれども。
  • 米大統領選の闇と中国民主化運動のヒーローの正体 怪物、郭文貴の謎/上 - 清義明|論座アーカイブ

    米大統領選の闇と中国民主化運動のヒーローの正体 怪物、郭文貴の謎/上 アメリカの選挙を泥沼に変えていくフェイクニュースの核心地帯には誰がいるのか 清義明 ルポライター 前代未聞の混乱をひきおこした2020年のアメリカ大統領選挙に決着がつこうとしている。 この選挙では様々なフェイクニュースとデマが飛び交った。大統領の報道官や側近となっている近親者はおろか、人までもが開票結果に陰謀があったとして真偽定かならぬ情報をネットで流してはばからない。 トランプと書かれた投票用紙が燃やされたり捨てられたりしているとの写真や動画がネットに飛び交い、州兵が開票作業に介入したというようなデマが、大手保守系メディアにまで掲載される。その都度、選挙管理委員会や州政府が否定するものの、いちど広がったデマは事態を収拾するのに、その何倍もの時間がかかる。そして、日でも不正選挙があったかのような論調がまかりとおってし

    米大統領選の闇と中国民主化運動のヒーローの正体 怪物、郭文貴の謎/上 - 清義明|論座アーカイブ
    ackey1973
    ackey1973 2020/11/08
    ネットに出回る怪しい情報とその周辺。スティーブ・バノンはまだトランプに仕えている頃、NHKのインタビュー受けてたのを見た覚えがあるな。
  • 今こそ「大学非常勤講師」の過酷な待遇の議論を - 三田地真実|論座アーカイブ

    今こそ「大学非常勤講師」の過酷な待遇の議論を あまりに大きな賃金格差、声をあげにくい構造 三田地真実 行動評論家/言語聴覚士 正規職員と 非正規雇用職員の格差是正を訴えたいくつかの裁判の最高裁判決が相次いで出た。大阪医科薬科大学のアルバイトの秘書、東京メトロ子会社の契約社員、日郵便の契約社員と原告はそれぞれで、職場状況や裁判で対象とした待遇の内容も様々であり、裁判所の判断も割れた。以前いくつかの大学などで非常勤講師として授業を担当していた私はひと事とは思えない気持ちでこれらの判決を見守っていた。 おそらく、全国の非常勤講師の先生方も同じ気持ちであったのではないだろうか。大学で働く場合、「授業」という点では非常勤と常勤で求められる質や内容が異なる訳ではない。ところが、非常勤講師と常勤の給与の格差はあまりにも大きい。すでに2年ほど前にも52歳の非常勤講師がこのことを訴えているが、今回は、私自

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    ackey1973
    ackey1973 2020/10/20
    元々の非常勤講師は、専任の教員だけではカバーできない分野について、本務校で教授だったり本業で実績がある人が半ば手弁当で来て学生のために講義する…みたいな仕組みだからなあ。
  • 本間龍「東京五輪開催は99%あり得ない。早く中止決断を」 - 石川智也|論座アーカイブ

    間龍「東京五輪開催は99%あり得ない。早く中止決断を」 スポンサー企業に名を連ねた新聞社に五輪監視は不可能だ 石川智也 朝日新聞記者 「もうやれないだろう」「それどころではない」 多くの人が内心そう思っているのではないか。 東京五輪・パラリンピックの延期決定からそろそろ半年。人々の会話から五輪の話題はもはや消えつつある。コロナ禍が経済と国民生活を蝕み続けるなか、なお数千億円の追加費用を投じ五輪を開催する正当性への疑問は膨らむばかりだ。 それでも国、東京都、大会組織委員会は、五輪を景気浮揚策にすると意気込み来夏の開催に突き進んでいる。 いや、突き進む、は不正確な表現かもしれない。組織委の現場ですらいまや疲労感が漂い、職員たちの士気は熱意というより惰性と日人的な近視眼的責任感によって支えられているようだ。 まだ日中に五輪への「期待」が充満していたころから東京五輪に反対してきた作家の間龍

    本間龍「東京五輪開催は99%あり得ない。早く中止決断を」 - 石川智也|論座アーカイブ
    ackey1973
    ackey1973 2020/09/27
    無観客でもなんでも、「アフターコロナに適応した大会」として強行するんじゃないの? で、なんだかんだ言って日本人が金メダルとったら「感動をありがとう!」に着地すると思う。
  • 【1】安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である - 白井聡|論座アーカイブ

    【1】安倍政権の7年余りとは、日史上の汚点である 私たちの再出発は、公正と正義の理念の復活なくしてあり得ない 白井聡 京都精華大学人文学部准教授 安倍政権の7年余りとは、何であったか。それは日史上の汚点である。この長期政権が執り行なってきた経済政策・社会政策・外交政策等についての総括的分析は、それぞれの専門家にひとまず譲りたい。稿で私は、第二次安倍政権が2012年12月に発足し現在に至るまで続いたその間にずっと感じ続けてきた、自分の足許が崩れ落ちるような感覚、深い喪失感とその理由について書きたいと思う。こんな政権が成立してしまったこと、そしてよりによってそれが日の憲政史上最長の政権になってしまったこと、この事実が喚起する恥辱と悲しみの感覚である。 この政権が継続することができたのは、選挙で勝ち続けたためである。直近の世論調査が示す支持率は30%を越えており、この数字は極端に低いもの

    【1】安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である - 白井聡|論座アーカイブ
    ackey1973
    ackey1973 2020/08/30
    ま、ネットの一部界隈をみていると、このままでは公正も正義もない近隣諸国に滅ぼされてしまう! 政府にそんなものを求めているのは反日!みたいな危機感を持っているらしき人は見受けられる気はしている。
  • 「桜を見る会」が日本政治に突きつけた本当の問題 - 米山隆一|論座アーカイブ

    「桜を見る会」が日政治に突きつけた当の問題 「国民が認めた」努力に報いる民主主義国家であり続けるかどうかが問われている 米山隆一 衆議院議員・弁護士・医学博士 「桜を見る会」をめぐり、政界がざわついています。招待者の選考基準のあいまいさ、予算の膨張が問題となるや、突如、中止が決定されましたが、今なお疑念が晴れたとはいえず、安倍晋三総理の後援会会員を対象とした「夕会」をはじめ、多くの問題が議論を呼んでいます。 すでに多くの論者によって論じられているところではありますが、「桜を見る会」の一体、何が問題なのか。①「桜を見る会」の前夜に行われた安倍晋三後援会の「夕会」、②「桜を見る会」自体の二つに分けて、私見を述べたいと思います。 前夜の「夕会」について総理の説明は まず安倍晋三後援会の「夕会」について論じます。 この「夕会」については「ホテル・ニューオータニで1人あたり会費5000

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    ackey1973
    ackey1973 2019/11/19
  • 原武史「米国は皇室に深く入り込んでいる」 - 石川智也|論座アーカイブ

    原武史「米国は皇室に深く入り込んでいる」 男女差別、血統重視、米国傾倒…皇室の矛盾はますます露呈していく 石川智也 朝日新聞記者 「令和」の英訳はbeautiful harmony(美しい調和)なのだという。聖徳太子の憲法十七条冒頭には「和をもって貴しとなす さからうなきを宗となす」とあるが、この「和」こそ日人にとって、個の突出を抑え争いの顕在化を鎮める知恵であり続けた。首都東京のど真ん中にはそんな集団主義と同質性の象徴的空間があるが、もはや様々な文化と利害が衝突し分断の亀裂や断層が走る社会で、この禁域が発する磁力はどこまで通用するのだろうか。 平成の時代に生じた国民と天皇との関係が新たな「国体」をつくりだした、と分析する原武史・放送大教授に、前回記事『原武史「平成は天皇制を強固にした」』に引き続き、「象徴」の未来について聞いた。 大正天皇の方が人間的だった ――右派や保守派は天皇の明確

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    ackey1973
    ackey1973 2019/05/12
    たしかに矛盾のかたまり、ではある。/血統によるカリスマを戴く東本願寺は後継者問題でもめてたよね。たしかブラジル移住してた人を後継者として連れてきてたはず。
  • 保坂展人から野党へ 与党支持者を取り込むコツ - 保坂展人|論座アーカイブ

    保坂展人から野党へ 与党支持者を取り込むコツ 「せたがやYES!」で制した世田谷区長選。勝因は「与野党対決」の枠を超えたこと 保坂展人 東京都世田谷区長 ジャーナリスト 世田谷区長選挙を戦い終えて 時代と人々の暮らしの海の中に、身体ひとつで飛び込んでいくのが選挙です。 短時間に有権者と交わす言葉の片鱗や、握手を交わす時に見える瞬間の表情が語るものは、私の心の中に濃縮され、集積していきます。候補者としての私が語る「言葉」が浮遊し拡散するのか、それとも聴衆の心に届くのか、今回もドキドキしながらマイクを握り、語り続けました。 4月21日投開票の世田谷区長選挙で、私は3度目の当選を重ねました。 それでも、薄氷を踏むような思いで、これまでの2期8年間の営為が人々にどう伝わっているのか。いや「人々」ではなくて、ひとりひとりが織りなす「日常」にはたして届いていたのかどうか。普段は毎日10数通届くメールや

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    ackey1973
    ackey1973 2019/05/11
    お笑い番組で、ひたすら建設的でないケチつけるだけなボケに「野党か!」と突っ込むとウケるのが、今の野党の一般的なイメージだからなあ。対決でないなにかを、うまく訴えることができるのかどうか。
  • 中島岳志の「自民党を読む」(3)安倍晋三 - 中島岳志|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

    中島岳志の「自民党を読む」(3)安倍晋三 保守への思想的関心よりも、アンチ・リベラルの思いが先行している政治家 中島岳志 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授 著書の少ない総理大臣 史上最長の首相在位期間が射程に入ってきた安倍晋三総理大臣。肯定的な評価と否定的な評価に真っ二つに分かれる人物ですが、どのようなヴィジョンや政策、特徴をもった政治家なのか、私たちははっきりとつかみ切れていないのではないでしょうか。 連載の第3回は、いよいよ現役総理に迫ります。いつものように著書をじっくり読むことで検証してみたいと思います。 安倍さんが著者として出している書籍は、共著を含めると基的に以下の7冊です。 ① 『「保守革命」宣言-アンチ・リベラルの選択』(栗慎一郎、衛藤晟一との共著) 現代書林、1996年10月 ② 『この国を守る決意』(岡崎久彦との共著) 扶桑社、2004年1月 ③ 『安倍晋三対

    中島岳志の「自民党を読む」(3)安倍晋三 - 中島岳志|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
    ackey1973
    ackey1973 2018/11/04
    はい論破、って言いたい人なんだなあ。そういう風にまとめられているのだろうが、これ読むといかにも、あまり使いたくない言葉だが「ネトウヨ」の親玉って感じがすごい。
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