4日朝、滋賀県東近江市で、地元の自治会が消火器を使った訓練を行っていた際、火の勢いを増すためにアルコールをつぎ足したところ周囲に飛び散り、6歳と8歳の子どもを含む3人が全身にやけどをするなど、合わせて10人がけがをしました。 4日午前6時半ごろ、滋賀県東近江市小脇町のグラウンドで、地元の自治会が消火器を使った消火訓練のため準備をしていたところ、火が周囲に飛び散りました。 当時、現場にはおよそ150人がいて、警察や消防によりますと、6歳と8歳の女の子を含む3人の衣服などに火が移って全身にやけどをする重傷を負って病院で手当てを受けるなど、合わせて10人がけがをしました。 警察によりますと、消火訓練に使う火が弱かったことから、消防団員の50歳の男性がアルコールを継ぎ足したところ、火が周囲に飛び散ったということで、警察で詳しい状況を調べています。