日本学術会議の会員候補6人が任命を拒否された問題で、岸田文雄首相と学術会議の梶田隆章会長が13日、首相官邸で面談した。梶田氏は問題解決に向けて関係改善を求めるとともに、学術会議が取り組む組織改革の状況を説明した。首相は任命拒否について、松野博一官房長官を担当にして学術会議と対話する姿勢を示した。 学術会議は2021年12月の総会で、岸田首相と早期に面談し、任命拒否問題などについて話し合うことを求める要望書を決議していた。 面談後に記者団の取材に応じた梶田氏によると、梶田氏は問題解決に向け、政府と学術会議のより良い関係構築を求めた。これに対し、首相は「任命権者である(当時の)菅義偉首相が最終判断したことから、一連の手続きは終了したものと考えている」と説明したという。一方で、首相は学術会議と対話する姿勢を示し、松野官房長官をその窓口とすると応じた。梶田氏は「(任命拒否について)検討いただけると
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