日本でも10/11(金)から公開が始まった『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(以下、『ジョーカー2』)。2024年の映画の中でも、早くから最も注目を集めていたのは、5年前(2019年)の前作『ジョーカー』が、日本でも社会現象と呼べるヒットを記録したからだ。DCのヴィランとして知られる超有名キャラクターを題材に、アーサー・フレックという追い詰められた男が衝撃の殺人を遂行し、一方で彼を“ジョーカー”と信奉する人々が多数現れた前作。州立病院に収容されたアーサーの、その後の運命を描いた『ジョーカー2』は、前作でオスカー受賞のホアキン・フェニックスと、新たに加わったレディー・ガガの共演も含め、期待ポイントが多かった分、ヴェネチア国際映画祭でのお披露目、全米での公開では賛否両論の渦となっている。はたして日本ではどう受け止められるのか。 ココがポイントまさに賛否は真っ二つ。衝撃作となった前作から進化した続