『99.9%』は、曲数が多いところに既視感がある(tofubeats) ――ケイトラナダの話に入る前に、お2人の出会いについて改めて訊かせてください。最初に知り合ったのは『lost decade』(tofubeatsの2013年作)収録曲“Flesh Salad”の制作を通してですよね。tofubeatsさんはインディーズでの初のフル・アルバムのタイミングで、日高さんはSKY-HIの活動が徐々に本格化していく時期でした。 tofubeats「自分のアルバムに驚きを入れられたらと思っていたんですけど、風呂敷を広げすぎても良くないので、実力もあって、なおかつ僕が呼んでも変じゃない人を考えていたんです。あと、僕は家でも録れるラッパーの方って好きなんですよね。そういう人は自分で完成形をわかっているので、ラップも全然違う。そこからダメ元で頼んでみたんです」 ――日高さんも〈tofubeatsならぜひ