全国の地場スーパーで売られる地元食品を集めた「みんなのスーパーマーケット」展が、47都道府県の比較をテーマとする東京都渋谷区の「d(ディ)47(ヨンナナ) MUSEUM(ミュージアム)」で開かれている。「秋田のスーパーにはきりたんぽがなかった」「滋賀県では赤くなければこんにゃくじゃない」。県境をまたぐとこんなに常識にギャップがあるのか、と驚く。21日まで。 d47は、26日に開業1周年を迎える商業施設「渋谷ヒカリエ」の8階にある。47都道府県の比較展示では第5弾となる今回、初めて外部キュレーターを起用。立体造形家で雑貨コレクターの森井ユカさんが、全国の地場スーパー140軒を巡り、地元食品約1千点を買い集めた。 秋田といえばまず浮かぶ食品がきりたんぽだが、意外にもスーパーには皆無。森井さんが知人に聞いたところ「わざわざスーパーで買う物ではない」とか。一方、香川は確かにうどんが多かったが、売ら