産経新聞の記事によると、香川県にて 讃岐うどんの茹で汁の大量排水によって水質汚濁が問題となり、 排水の汚濁基準や浄化槽導入の義務化などの対策、罰則規定からなる条例施行が 検討されているとのことです。 うどんの茹で汁には、デンプンが多く含まれ、化学的酸素要求量(COD)で 1000mg/Lにも達するとのこと。うどん店が多くが50t/日の排水量に満たない 零細業社とのことで、水質汚濁防止法の適用を受けず、排水をそのままたれ流している 業社も多いそうです(香川県のうどん排水マニュアル)。 香川と言えば、降水量が少なく、そのため溜池が多く作られてきたと 記憶していますが、そのような土地だけに排水の影響は大きそうに思えます。 とは言え、零細業社が個々に排水の浄化対策をするのは、コスト的に難しそうにも 思えます。