ウイスキーの”高齢化”問題 7月7日 15時53分 皆さんは「ウイスキー」に、どんなイメージをお持ちでしょうか? アルコールと香りが強く、おじさんが飲む高いお酒…。そんな印象からウイスキーを敬遠しがちな若い人も多いかもしれません。実は今、日本のメーカー各社がターゲットにしているのは、あまりウイスキーを飲まない20代から30代の若い人たちなのです。あの手この手で若者を取り込もうとする背景には何があるのか。経済部で食品業界を担当している山田奈々記者が解説します。 期間限定のバーをオープン 梅雨の雨が降りしきる金曜の夜、東京・六本木ヒルズの中で、にぎわう店がありました。6月26日に、約3週間の期間限定でオープンしたウイスキーバーです。アサヒビール傘下の「ニッカウヰスキー」が開いたこのバーでは、19種類の国産ウイスキーを1杯300円台からという手ごろな価格で楽しむことができます。このバーが狙う客