タグ

ブックマーク / note.com/qzqrnl (6)

  • プロデューサーという仕事。|最所あさみ

    先日書いた「"論者"の道と"実行家"の道」という記事をきっかけに、改めて「有言実行」ということについて考えているここ最近。 そんな中、たまたま聞いたポッドキャストのテーマがまさに「口だけの人」。 話の中で出てきた言い回しに、なるほどと膝をうつ思いでした。 上記の発言は、松竹の奥田誠治さんのもの。日テレビのプロデューサーとして映画事業を大きくしてきた方です 奥田さんは、昔から通知表に「発想は豊かだけど実行が伴わない」と書かれてきたそう。 しかし、テレビ局のプロデューサーという仕事はむしろ、そういう人にこそぴったりなのだというお話でした。 今は「実行が伴っていること」が重視される時代ですが、それはともすると「自分ができることの範囲でしか考えない」という状態も生み出します。 自分の手元のカードを並べてみて、どれを使えば自分がやりきれるかが発想のベースになってしまうのです。 しかし、それでは当た

    プロデューサーという仕事。|最所あさみ
    adte9
    adte9 2017/11/09
  • 「いい人」と「悪い人」を分かつもの|最所あさみ

    アンパンマンの中に、ロールパンナちゃんというキャラクターがいます。 「お姉ちゃんがほしい!」 というメロンパンナちゃんのために、ジャムおじさんが新しく作ったキャラクターです。 しかし、来ならアンパンマンやメロンパンナちゃんと一緒に正義のヒーローとして活躍するはずが、パン生地を寝かせている間にばいきんまんが「あくのこころ」を入れてしまったがために、正義の心と悪の心を半分ずつもって生まれてしまいました。 赤いハートが半分、青いハートが半分のロールパンナちゃんは、そのときどきによっていい面と悪い面が現れます。 子供の頃は不思議だなあと思いながら見ていたのですが、大人になってから思い返してみて、このキャラクター設定の巧妙さに驚きました。 善悪両面をもつロールパンナちゃんとは、まさに私たち人間のことだからです。 私たちは普段の生活の中で無意識に「いい人」と「悪い人」を分けて考えていますが、どんな人

    「いい人」と「悪い人」を分かつもの|最所あさみ
    adte9
    adte9 2017/10/07
  • ファッションこそが、文化をつくる。最高級のジャパンテキスタイルを発信するアパレルブランド・ TH_READ #ブランドインタビューリレー|最所あさみ

    ファッションこそが、文化をつくる。最高級のジャパンテキスタイルを発信するアパレルブランド・ TH_READ #ブランドインタビューリレー 年に二回新作を発表し、ショーや展示会を通して、セレクトショップや小売店にアプローチする。 これまでファッションブランドは、そんな伝統的な方法に沿ってビジネスを展開してきました。 しかし最近になって、直販ECはもちろんクラウドファンディングやポップアップショップなどを通して、「新しい届け方」を模索するブランドも増えてきました。 「#ブランドインタビューリレー」では、そんな「新しい届け方」を模索するブランドにインタビューし、これからの小売のあり方を考察していきます。 第三弾は、ジャパンテキスタイルにこだわった洋服をつくり、これまでにない届け方にチャレンジし続けるTH_READ(スレッド)の代表・計良さんにお話を伺いました。 1.「このままでは、日が誇る最高

    ファッションこそが、文化をつくる。最高級のジャパンテキスタイルを発信するアパレルブランド・ TH_READ #ブランドインタビューリレー|最所あさみ
  • 「かわいがられ力」の正体|最所あさみ

    社会にでてからこれまで、ずっとかわいがられる側、応援していただく側としていろんな人に甘えて生きてきましたが、最近は自分より若い人たちと仕事をすることも増えてきました。 特に大学生でインターンをしている人や、在学中から自分でプロジェクトを回している人を見ていると、遊び呆けていた自分の大学時代とは比べ物にならないくらいしっかりしていて、尊敬するばかりです。 年下でもすごい人はすごいし、尊敬の念をもっていますが、やはり年が離れれば離れるほど「かわいいな〜」と思う瞬間も増えるものです。 しかし、同年代でも特に「この子は推したい!」と思わせる人とそうでない人がいるなと最近気づきました。 そしてその違いは、「生意気さ」と「志」にあるような気がしています。 若者は生意気を言うのが仕事河井継之助の言葉に 「世の中は万事、味のわかった大人と、い気だけの若衆の戦いだ」 というものがあります。 大人になると、

    「かわいがられ力」の正体|最所あさみ
    adte9
    adte9 2017/09/19
  • 0→1フェーズで気をつけるべき「改善」の罠|最所あさみ

    スタートアップ的な、0→1をつくるフェーズのプロジェクトに関わる機会が増えてきて最近感じるのは、プロジェクトが前に進まない要因は「反対」よりもむしろ「改善」にあるということです。 スタートアップにいる人たちは基的に何かを生み出したい、どんどん進めていきたいと思っている人がほとんどです。 だから、何かをやろう!となったときに「反対」はほとんど起きません。 その代わりに、「もっとこうしたらどうだろう?」「こういう考え方をすればさらによくなるかも?」という改善案が次々に出てきます。 プロジェクトにおいて改善案はとても大切なもので、お互いの知見を集めてブラッシュアップできることがチームを組む意味でもあります。 しかし、最終的な決定者が誰なのかを明確に決めておかなければ、永久に改善案だけが積み重なっていって、「実行」まで進めないという状況に陥る危険も孕んでいます。 特に全員がフルコミットではなくプ

    0→1フェーズで気をつけるべき「改善」の罠|最所あさみ
    adte9
    adte9 2017/09/06
  • 「欲しい」から「買おう」に変化する2つのポイント|最所あさみ

    「これからの小売の話をしよう。」というマガジンを作るほど小売業界が好きな私ですが、小売の何がそんなに楽しいのかというと「人がものを買う心理」の考察です。 人の「買おう」スイッチが入る瞬間は商材によっても属性によっても異なり、その無限の組み合わせの中からケースごとに仮説を立てて実行・検証する過程にワクワクするのです。 そして私自身販売の現場にいて感じたのは、人がものを買う心理は理由の積み上げではないということ。 何かを売ることを考えるとき、下の図のようにメリットを積み上げた結果「購入ライン」に到達してはじめて購買が起きると考えがちです。 【一般的に考えられている購買心理】 だからこそものを売るときに “説明”をしたくなってしまうのです。 新機能や産地、製法など、こだわりがあればあるほどそれを伝えきれば購入にいたると多くの人が考えています。 しかし実際に人がものを買う心理は、下の図のようにまず

    「欲しい」から「買おう」に変化する2つのポイント|最所あさみ
  • 1