米Uberのダラ・コスロシャヒCEOは11月7日(現地時間)、新たな「文化規範(cultural norms)」を発表した。同日全従業員に向けて披露したものという。 同氏は8月末のCEO就任後、多くの従業員と話し合った結果、現在のUberの企業文化はUberが企業として次のレベルに上がるには不適切であり、新たな文化規範が必要だと考えたと語る。 多くの従業員が、現在の企業文化はあるべき姿を体現していないと主張したという。例えば、前CEOのトラヴィス・カラニック氏のお気に入りフレーズである「toe-stepping(人の足を踏みつけてでも上を目指すこと)」は「本来は社内の地位に関係なくアイデアを積極的に共有することを奨励するものだが、asshole(原文ママ)であることの言い訳に使われることが多かった」とコスロシャヒ氏。 文化規範はトップから従業員に押し付けても効果がないので、ボトムアップでの