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ブックマーク / kamawada.com/~masanori (10)

  • ソーシャル・ネットワーク (mark-wada blog)

    最近、うちの社長(息子)のまわりでFacebookが盛り上がっているし、社長もそれがらみのサービスを作ったりしている。デヴィッド・フィンチャー監督「ソーシャル・ネットワーク」は、そのFacebookの創設者であるマーク・ザッカーバーグの物語である。しかし、世界で5億人ものユーザを抱えるSNSに育て上げ、億万長者となった若者の成功物語ではない。 そもそもマーク・ザッカーバーグを知的財産権の侵害で訴えた側が書いたものを原作としているから、良くは描かれていない。そして、技術者というより起業家としての側面が多く登場する。それでもフィンチャーは好意的に映し出していると思う。もう時代は変わったのであって、既成概念での評価はあたらないぞと言っているようである。 たとえば、あちら側の人間として訴えたほうの双子の兄弟や親友でCFOとして一緒に会社を立ち上げたエドゥアルドがスノブに見えてくる。彼らは今までの価

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    advblog 2011/02/02
  • ぼくらの役割 (mark-wada blog)

    の衰退が止まらない。もう20年間成長というものを味わうことができないでいる。今の若い人たちは、成長する国というものがどんなものかを知らないのである。 これはひとえに日の社会が成長フェーズから成熟フェーズへ変化しているのに、それに合ったように社会構造が転換できていないことである。世界でも例をみない少子高齢化社会が目の前にあるのにもかかわらず、何も打つ手を持てないという悲劇である。それは、政治しかり、企業しかり、お役所も教育もみなこれまでの延長でしか考えないという思考停止状態がもたらしたものである。 こうした閉塞的な状況を脱するには、不連続の思考アプローチでやるしかない。つまり、これまでの考え方を捨て、新たな視点で構造を変えていく必要がある。そのためには、既得権益者に退場を願って、新たなモデルを構築できる若くて有能な人たちの出番なのである。 ぼくは、これからはそうした若い人たちに少しでも

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    advblog 2011/01/02
  • 情報というものの捉え方 (mark-wada blog)

    尖閣ビデオ流出は、海上保安庁の職員が公開したことが判明して犯人探しは終わったが、今度はその犯罪性や機密保護だとか国民の知る権利といった問題がやかましくなった。そんな折、昨日の朝日新聞に識者と言われる人たちの意見が出ていた。その中で、佐藤優と鈴木謙介の意見が一般的な論調とちょっと違っておもしろかったので紹介しつつ考えてみたい。 佐藤優は、この職員を擁護するのに懐疑的な立場で発言していて、その論旨は2つで、ひとつは、情報の加工についてである。つまり、漏洩されたビデオは編集加工されたものであることが問題で、当然そこには海上保安庁の行為を正当化しようとする意図が入っているわけで、そうした情報は真の情報ではないのではないかという指摘である。 もうひとつは、海上保安庁というのは、機関砲を所持している官庁であるという問題である。武力を行使できる公務員に対して統制がとれていない危うさを言っている。一種のク

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    advblog 2010/11/14
  • 小飼弾の「仕組み」進化論 (mark-wada blog)

    Danさんが書いたなので興味があって買ってみた。テーマは「仕組み」についてで日実業出版社から刊行された。 「仕組み」って「システム」のことなのになぜその言葉を使わないのかと思ったが、微妙に意味が違うように思う。システムではなく仕組みというと、どちらかというと個人の仕事や生活に関わる“道具”に近い意味になってくる。だから、後述のような新しい働き方を提案しているのでその言葉の方がたしかに合っている。 それはそれとして、Danさんは書評家としても有名なようにあらゆるジャンルのを片っ端から読んでいるので、の書き方が読者にわかりやすいように構成されている。この辺はさすがだ。 ただ、中味はというとぼくにとってはそんなに目新しいことでもないし、それこそ、ビジネスプロセスを考えていると必然的に仕組みつくりに辿り着くのですーっと読んだ。 このでの主題が、新20%ルールといって、「既存の仕組みを回す

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    advblog 2009/04/07
  • 人のセックスを笑うな (mark-wada blog)

    いきなりこの題名だからTSUTAYAで男の店員のところに行こうとしたら、女の店員さんに呼ばれてしまった。別にいやらしい映画でもなんともないのだがちょっと恥ずかしい。 なかなか面白い映画であった。この井口奈美という女流監督は知らなかったがいいセンスしている。映画は、地方の美術学校に通う男二人と女一人の若者がある朝もう若くはない女を車に乗せてあげるところから始まる。この若者を松山ケンンジ、忍城修吾、蒼井優が演じ、その若くはない女は永作博美である。 このキャスティングで早くもうなってしまう。見る前から期待が高まる。期待通りの演技で楽しませてくれる。 永作博美は、小悪魔的で19歳の男の子を翻弄するが、憎めないそんな役回りを気負うことなく自然ですごく好感が持てる。 松山ケンジもその自然な感じがすごくよくて、若者の誰でもがもつ年上の女性への憧れをうまく表現していた。忍城修吾は初めて見たが、色気がある男

  • ソフト産業は自動車産業か? (mark-wada blog)

    昨日の記事でシステム作りのモデルを変えていかなくてはいけないと言ったが、これは、何日か前に、はぶあきひろさんがブログで「黒船の大砲がソフト業界に構造改革を迫る:田中克己の針路ITITpro」についてコメントしていることにも関係していて、日経BPの田中克己さんの言う“ソフト産業も自動車のような産業構造に変革せよ”みたいな論調に、はぶさんがちょっとした違和感を覚えているが、それと全く同じかどうかはわからないがぼくも違和感がある。 自分でも以前からシステムプロダクトを作る工程と業務アプリを作る工程を分けて考える必要があると言っているように、「分業化と専門特化が工業化のキーポイント」と思っているので、「マフラーだけを作るソフト部品会社、タイヤだけを作るソフト部品会社と、システムインテグレータと呼ぶシステム組み立て会社に分業化することで、 インテグレータはソフト部品会社から調達した部品を組み合わせ

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    advblog 2008/10/18
  • びっくりした (mark-wada blog)

    昨日のITmediaの記事に対して、はてなブックマークがすごい勢いで付けられた。今日で500ユーザー数に届きそうだ。 そのコメントで親父のしゃべったことがかなり評価されていてびっくりした。ちょっと恥ずかしいくらいだ。正直そんな偉そうなことを言っている意識はなく、普段から思っていることを言っただけだったので、そうした持ち上げられ方にとまどっている。 単純におもしろいこと、楽しいことをやろうよ、そのためにはどうしたらいいかということだと思う。こういうことは年齢に関係ないことであって、いくつになっても持ち続けるべき心根だと思う。おもしろいことや楽しいことって自分でやりたいことであって、周りからやらさせることではないですよね。 ただし、それをやるにはいろいろなしがらみがあって、生活であったり、世間であったり、意気地であったり、自分自身を含めた抵抗勢力がいっぱい出てくる。それとどう折り合いをつけるか

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    advblog 2008/05/03
    こんなお父さんが欲しい。
  • 社内SaaSのすすめ (mark-wada blog)

    SaaS(Software as a Service)という言葉が踊っている。これからのキラーシステムのような言われ方もし、官民こぞって注目である。ところが、みなさんわかっているのだろうか。この場合のソフトウエアって何のこと、サービスって何のこと、誰が誰に対してするの、その提供の方法は、とかとかちゃんと定義されていないまま話が進んでいるように思える。いつものことだが。 こうした議論のとき感じる違和感はいつもシステム発想が強いことである。だからすぐに、以前のASPとの違いはとか、セキュリティがどうだとかになる。大事なのは、ここでもビジネス視点、ユーザ目線で、そういう観点でみていくと違ったものになる。 まず、ビジネスを行う上でSaaSで供給を受けたいものって何があるのか。業務機能から業務サービス、はたまた業務プロセスまでのどれをなぜ外部から提供してもらうのかと考えることになるはずだ。簡単に言え

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    advblog 2008/04/11
  • Geekな気持ち (mark-wada blog)

    以前紹介した佐々木俊尚さんの「ウエブ国産力」というにすごいインタビューが載っている。未来検索ブラジルの役員である竹中直純さんとの一問一答である。思わずすげえなあということと日技術者にも希望がもてるという思いが湧いたのですこし長くなるが引用してみる。 佐々木: グーグルに行ってみようと思ったことはない? 竹中: 新規株式公開(IPO)の前だったら、グーグルは行ってみたら面白い会社だったたんじゃないかと思う。でも今はどうかなあ。もう優秀な人はグーグルにはいかないんじゃないの。だってさ、今さら行ってもつまらないよ。 佐々木: 技術者の理想の会社ではないということ? 竹中: 技術者の理想の会社だというメッセージを伝えているのは偉いと思うけど、それが当に技術者にとって幸せなことなのかどうか。そういうことに疑問を持ってしまうんだよね。少なくとも僕がグーグルに行ったらつらい気がする。だってみんな

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    advblog 2008/04/04
  • mark-wada blog: 親子で紐解くWeb2.0 アーカイブ

    なにやら息子が「親子で紐解くWeb2.0」と題して、これからぼくを鍛えるそうだ。確かに世の中Web2.0という言葉が氾濫しているが、少なくとも皆が理解しているとは到底思えないし、年寄りはなおさら全く分からないまま、その恩恵に浴すこともないのだろう。しかし、年寄りにとってもひょっとしたら”すごいもの”かもしれないし、ライフスタイルだって変わるかもしれないのです。 親が子どもにキャッチボールを教えるように、こどもから親にWeb2.0とは何かを教えることも大いに結構なことだ。(亀田親子のような鍛えられ方はごめんだが) これから、紐を解く過程と紐が解けたとき中から何がでてくるのか皆さんに伝えていきたいと思います。まずは、開会のご挨拶! 親父から息子へ 若い人の中には、パソコンやインターネットはずっと昔からあったものだと思っている人もいるかもしれないが、パソコンなんてほんと最近現れたものなのですよ。

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