出版社に入社。つらい飛び込み営業を5年間やり抜く 登山、写真、ジャズに熱中しながら学生生活に浸りきった菊地は、7年間かけて大学を卒業。が、留年を重ねた分、思うような就職先がなかなか得られず、運送会社などを転々とした後、菊地は日本実業出版に入社する。 「本が好きだったので、当然、編集の仕事をしたかったんですが、いざ入社したら営業。それも中小企業の経営者に本の定期購読を勧める、アポなしの飛び込み営業 で、これはつらかった。毎日ゼロからのスタートで、保証も何もない。だけど、石の上にも3年っていうじゃないですか。自分は大学で7年間も好きなことを やって、モラトリアムが長すぎた。厳しい環境は天の啓示で、ここで逃げたら自分の人生はない。そう言い聞かせて頑張っていると、そのつらさがゲームになっ てくるんだよね。人生ゲームの中で、この局面を演じていると思ったら、つらさが消えていきました」 そんな頃、ある先
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