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ブックマーク / aniram-czech.hatenablog.com (6)

  • 森達也『FAKE』 佐村河内さんと新垣さん - チェコ好きの日記

    ユーロスペースで連日満員御礼、ドキュメンタリー映画としては異例のヒットをとばしているらしい森達也監督の『FAKE』を観に行きました。15年ぶりの新作だそうです。 森達也監督は、オウム真理教信者のドキュメンタリー映画もある)『A』や『A2』、低身長症の人たちが行なうミゼットプロレスの取材など、物議を醸しだしそうなテーマにあえて突っ込んでいく人として有名です。今回の『FAKE』は、2014年にお茶の間を騒がせたことで記憶に新しい、佐村河内守さんと新垣隆さんのゴーストライター問題をテーマにしています。 映画『FAKE』公式サイト|監督:森達也/出演:佐村河内守より 2014年のことだから、きっとこのニュースとそれを取り巻いていた状況を、みんなもおぼろげながら覚えているはずです。だけど私は、正直にいうとこの佐村河内さん問題に当時そこまで関心があったわけではありません。佐村河内さん問題への関心で

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    advblog 2016/06/15
  • 『クラブカルチャー!』/「意味」から「強度」へ、音韻から音圧へ - チェコ好きの日記

    私は昔から音楽の話をするのが苦手で、理由の1つはたぶん、歴史がわからないからです。文学史は高校の世界史とか日史でやるし、映画史はを数冊読めば事足りるし、美術史もどっかから出てる「西洋美術史」と「日美術史」ってタイトルがついている2冊を読めばだいたいはわかる気がします。でも音楽って、ジャンルが細かすぎて全体像が把握できないんですよね。というか全体像を把握する必要なんてないのかもしれないけど、私はなんか、おっきい枠が見えないと「え? これ合ってる?」みたいなかんじで不安になります。 あとは、〈言語による解釈〉ができないからなんだと思います。小説や評論はそのまま書いてあることを解釈すればいいから、私にとってはいちばん簡単。次点は、セリフがあって、一時停止ボタンを押せば情景描写ができる映画です。写真やマンガもここに入りますね。次が美術で、これも今目に見えているものを描写すればいいから、なんか

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    advblog 2015/07/19
  • 「ポスト・インターネット」の時代と情報の濃度 - チェコ好きの日記

    「ポスト・インターネット」とは、「インターネットとリアルがもはや区別されない、シームレスとなった環境」*1のことだそうです。6月号の美術手帖の特集が「ポスト・インターネット」だったので、今回はこれの感想を書きます。 美術手帖 2015年 06月号 作者: 美術手帖編集部出版社/メーカー: 美術出版社発売日: 2015/05/19メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る 現代アートは今、何を扱っているか 今回の特集では、NYの「ニュー・ミュージアム・トリエンナーレ2015」、東京の「世界制作のプロトタイプ」展などで紹介された作家の作品が誌面に登場していました。私もほとんど知らない人だったのですが、そのなかで面白かったのがアラム・バートールという人の作品です。 こんなふうに、オンライン上にしかないはずのGoogleマップのピンを、リアルな場所に突き刺してしまうんです。これねー、わかると思うん

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    advblog 2015/06/09
  • 【NYひとり旅/4】ニューヨークのJAZZ ポートレイト・イン・ビレッジ・バンガード - チェコ好きの日記

    再び旅行記です。 【NYひとり旅/3】タイムズスクエアは渋谷みたいなもん/話題のハイライン - チェコ好きの日記 ハイラインを歩いて終点から出たあとは、14thの駅のほうまで進み、1日目の目玉であった憧れの場所、ビレッジ・バンガードへ行きました。 知らなかったら素通りしてしまうかんじの小規模な店構えだったのですが、改めて写真で見ると堂々たる風格、やはり伝説の場所です。しぶい。超かっこいい。 伝説のジャズクラブ、ビレッジ・バンガード ニューヨークには歴史あるさまざまなジャズクラブがあって、私も名門であるブルーノートやバードランド、ディジーズ・クラブやイリディウム、スモークなどなど、どこに行こうかかなり迷ったのですが、最終的に選んだのはこのビレッジ・バンガードでした。 私は正直な話ジャズにあまり詳しくないのですが、ビレッジ・バンガードは世界のジャズファンの間で一番有名なクラブであり、あのマイル

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    advblog 2014/08/27
  • 私がエンターテイメント系より芸術系映画が好きな2つの理由 - チェコ好きの日記

    私は映画が好きです。最近は映画を観ることにちょっと疲れてしまっているところもあるんですが、それでも映画映画でやっぱり好きなんだと思います。 ちなみにどういう映画が好きなのかというと、「チェコの60年代の映画」とかいうと狭すぎるので、ここでは「芸術系映画」ということにします。(今度は広くなりすぎたか……)一定の評価を得ている古い映画とか、ストーリーの面白さよりも芸術性を重視したような映画が好きです。 とはいえ、映画ってそもそもがすべてエンターテイメントから出発しているようなところがあるので、「エンターテイメント」とか「芸術系」とかでジャンル分けするのってナンセンスだよなぁ、とは思います。しかし、やっぱりシネコンに通いつめる「映画好き」と名画座に通いつめる「映画好き」とでは、少しばかり距離があることは否定できません。もちろん、どちらが優れていてどちらが劣っているという話ではなくてね。 なので

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    advblog 2013/12/15
  • あなたの美術の知識がどれくらいあるかを試す例題10問 - チェコ好きの日記

    美術出版社が主催している、「美術検定」という検定があります。美術作品への背景知識がどれくらいあるかをはかる、趣味検定です。出題範囲は、西洋・東洋、時代を問わず、いわゆる美術作品と呼ばれるものすべてが対象となり、幅広いです。 美術検定 私はゆくゆくはこれの1級をとりたいと日夜努力している(?)のですが、今年受けようと思っていた2級の検定試験は、他の資格試験の勉強を優先したため、受検自体を泣く泣くあきらめることとなりました。 ちなみに昨年は3級を受けたのですが、忙しくてまったく勉強できなかったにも関わらず、過去の遺産で合格することができました。3級は、初心者にもおすすめのレベルです。 美術検定2012 3級に合格していた話。 - (チェコ好き)の日記 しかし1級・2級は、ちょっと問題集を見ただけでも難問ぞろいなのがわかるので、さすがにこうはいかないでしょう。 もちろん、努力して勉強して合格した

    あなたの美術の知識がどれくらいあるかを試す例題10問 - チェコ好きの日記
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    advblog 2013/12/08
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