顧客接点のリ・デザイン-「2.多元チャネルのリ・デザイン-多元流通ネットワークの再定義」関連戦略ケース 2013年11月、セブン-イレブン・ジャパンの創業40周年式典において同社の鈴木敏文会長は、「セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)の第2ステージを迎えた」と宣言、そこでの持続的成長のエンジン=中核となる新たな事業としてネットとリアルの融合「オムニチャネル戦略」を打ちだした。それまで「店舗(リアル)がネットに置き換わる」というような競合関係にも捉えられていた両者をシームレスに(継ぎ目なく)連携することで、顧客づくりから囲い込みまで一貫して実現するというものである。具体的には、生活者がインターネットから注文した商品を全国のセブン&アイグループの店舗で受け取れる仕組みである。 オムニチャネルへの布石となったのは、2012年7月に実施したグループ各社の通販サイトの統合による「セブ
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