フランスのルメール経済相は、日産自動車のカルロス・ゴーン前会長がルノーの経営トップを辞任したことに伴う手当や報酬について「法外な額になることは誰も理解できない」と述べ、ルノーの筆頭株主として監視していく考えを示しました。 日産自動車を解任されたカルロス・ゴーン前会長が、ルノーの会長兼CEO=最高経営責任者を辞任したことに伴って受け取る手当や報酬について、フランスのメディアは、少なくとも2500万ユーロ(日本円で31億円余り)に上るという識者などの試算を伝えています。 27日、ラジオ番組に出演したフランスのルメール経済相は、この問題について「法外な額になることは誰も理解できない。われわれは細心の注意を払う」と述べ、ルノーの筆頭株主であるフランス政府として、ルノーの今後の手続きを注意深く監視していく考えを示しました。 また、ルメール経済相は、フランスの大企業のトップが税法上の居住地を外国に置い