エコキュート・トラブル ある方が住宅を建てるための土地探しをしていて、やっと見つけた土地があった。やっとのことで条件が折り合える場所だった。ところが深刻な問題点があった。その土地の隣の家にエコキュートが設置されていたのだ。このエコキュートなどの室外機が、都会最大の低周波騒音発生装置なのに。 低周波「騒音」と言うが、実際には騒音の種類ではない。耳に聞こえる可聴音域の下にあるから、一般的な人には聞こえるわけではないからだ。もちろん可聴音域の騒音を出していることもある。その「騒音」問題なら防振ゴムを入れて、さらに防音を施せば聞こえなくできるかもしれない。ところが可聴音域の下の低周波騒音の本体は、圧迫感や心地の悪さぐらいでしかわからない。 騒音に分類しにくい低周波問題 ぼくはかつて役所の公害対策課に勤めていたことがある。深夜にカラオケの騒音を敷地境界線で測定したりするのも仕事のひとつだった。まれに