タグ

ブックマーク / edn.itmedia.co.jp (2)

  • 加速するITSの進化

    規格化で先行する米国 米国は、路車間通信と車車間通信において共通の無線通信規格を使用する予定である。 米国では、1990年に、5.9GHz帯をITSで用いることが決まっていた。これに合わせて標準化が進められてきた無線通信規格が「WAVE」である。WAVEは、物理層やMAC(Media Access Control)層など、下位層に当たるIEEE 802.11pと、それより上位の層に当たるIEEE 1609.xから構成される(図1)。IEEE 802.11pは、パソコンなどで広く利用されているWi-Fiをベースに、高速で移動する自動車でも利用できるよう、通信接続にかかる時間を短くすることを意図して策定された。 図1 WAVEの構成と標準規格(提供:ルネサス エレクトロニクス) 緑色の線で囲んだ部分がIEEE802.11p、紫色の線で囲んだ部分がIEEE1609.3、オレンジ色の線で囲んだ部分

    加速するITSの進化
  • 電気自動車「ボルト」、電池管理の秘密

    電気自動車の性能や信頼性を左右する要因の1つが、「電池」と「電池管理システム」だ。今回のシボレー・ボルトの解剖では、電池自体よりも、電池管理システムに焦点を当て、安全で信頼性の高い電気自動車を実現するためにどのような取り組みが必要なのかを調べた。 米General Motors(GM)の電気自動車「シボレー・ボルト(Chevrolet Volt)」*1)の心臓部は、複雑な電池管理システムである。駆動システムに必要な電力を供給するリチウムイオン二次電池の安全性と信頼性を保証する要だからだ。 管理システム内には、複数の電池モニタリングボードがある。その中で鍵となる2系統のサブシステムが電池セルの健全性を確実に監視し、その監視結果であるデジタルデータをシステム動作統合制御用のホストプロセッサに送る。これらのサブシステムを構成するボードに工夫がある。ボード上には高電圧の電池測定回路と、低電圧の通信

    電気自動車「ボルト」、電池管理の秘密
  • 1