2012年10月15日のブックマーク (3件)

  • 記者がみる「科学報道」とiPS治療の虚報 - 雑観練習帳

    メディア 東大病院の森口尚史特任研究員がiPS細胞を重い心臓病の患者に移植する治療に成功したと11日の読売新聞が1面と3面の2ページを使って特報、さらに11日の夕刊1面でもインタビューを掲載して報じたが、実際には(おそらくは)まったくの虚報、という結果になりそうだ。*1共同通信、日テレビも後追いをして人などに確認し報道したが、やはり誤報であるとみられるとすでに発表した。 森口氏をめぐっては、過去に他の「研究」をめぐっても、発表された内容に重大な疑義があることが分かってきた。マスメディアが「研究者」に振り回された例としては2000年に発覚した、「旧石器ねつ造事件」以来のおおごとである。 いわゆる「マスコミ批判」の文脈から、あるいは学会内の広報のありようを含めて、ネット上で多くの指摘がなされている。東北大医学系研究科の広報室長でもある大隅典子氏が書かれた「森口騒動と大学広報」は、「発表する

    aggren0x
    aggren0x 2012/10/15
    まあ無理ならしょうがないか。それでもどこかに「それは価値がある」と考えて、PhDやMPHを持つ記者を抱えようと思うメディアが現れてほしいな。タコツボ化はちょっと言い訳にならない、今回の件については。
  • チョコレートでノーベル賞?

    ■国別チョコレート消費量とノーベル賞受賞者数(人口あたり)の相関が、高そうだという研究ノートが、イギリスの医学系論文誌 "the New England Journal of Medicine" に出ている。 "Chocolate Consumption, Cognitive Function, and Nobel Laureates", Franz H. Messerli, M.D., October 10, 2012 http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMon1211064 人はいかに間違いやすいのか。よい教材。 続きを読む

    チョコレートでノーベル賞?
    aggren0x
    aggren0x 2012/10/15
    NEJM(医療の雑誌)にこの内容が載ったという時点で「ははぁギャグだな」と思うものですが、文脈と切り離すからいかんね。特に「まじめな雑誌らしい」ってアンタ、これimpact factor世界最高の雑誌ですけども・・
  • 「ガンはうかつに治療するな」は本当? - NATROMのブログ

    ツイッターで「ガンはうかつに治療するな!」という主張が流れてきた。まあ癌の種類や病期や患者さんの状態によっては確かにそうなんだけど、例によって標準医療を否定する内容であり、うかつに信じる人がいたらヤバそうな内容であった。転載ばかりでどこが引用元なのかはよくわからないのだが、その中の一つから引用しよう。 「日では例外なく手術もしくは放射線治療される」という主張は誤り ■ <がんと共生するために> - 免疫力を高める 日でガンになった人に、「何もしないというのも選択肢」といえば呆れて怒り出すかも知れません。 ところが、ガンが見つかっても何もしないというのは、ごく当たり前の主要な選択肢なのです。 それどころか、「ガンはうかつに治療するな」はごく一般的選択肢のひとつです。 とくに前立腺癌はほおって置いても害がないから、何もしない、何もする必要がないという見方が、主要な選択肢なのです。前立腺癌を

    「ガンはうかつに治療するな」は本当? - NATROMのブログ
    aggren0x
    aggren0x 2012/10/15
    あちらさん、PSAスクリーニング有用性の話と混同してる気がしますね。もしくはわざとか。