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  • ドキシサイクリンが国内(アメリカ)で足りない - 感染症診療の原則

    というNewsが”ACP Internist”から来ました。 製造会社の都合など色々な要素が絡んでいるようです。先日も抗結核薬の不足の様子をお知らせしました。 人間社会ですから、色々な事が起きるでしょう。今回のようなDoxycyclineの不足なども。 しかし、ここからが米国政府の領を発揮するところなのです。 抗菌薬の使用法、今回はDoxycyclineの使用法がキチンと標準化されている事の証左です。 即ち、 「この場合はDoxycycline以外を使え、この場合は足りなくてもDoxycyclineを使え・・」とAdvice。 http://emergency.cdc.gov/HAN/han00349.asp http://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/DrugShortages/default.htm このようなAdviceこそが現場に対して責任ある政府の姿

    ドキシサイクリンが国内(アメリカ)で足りない - 感染症診療の原則
    aggren0x
    aggren0x 2013/06/25
    日本政府の感染症行政に関わっている人間が、アドバイスできるほど臨床疫学に基づく抗菌薬使用法を理解しているとは思えない(わかってて書いてるんだろうけど)。
  • 平成のワクチン行政、最大のピンチの夜(という電報、いやメールが) - 感染症診療の原則

    すでに広く出回った情報なのでブログでも扱うことにしました(あえて書かずにきたことなのでありますが)。 ある小児科の先生からのメール。 "「協力」っていうのはね、お互いそういう気持ちや態度で関係を大切にしあうひとたちの なかで初めてできるんですよ。 国民や医療者があげた声はどう扱われているんですか。 自分の都合のいいときだけ協力を依頼するんですか。" 日、厚労省から自治体の担当部署に通知が出ました。 それはMRワクチンの在庫についての連絡。 厚労省は在庫は十分あるのだ、といっていました。 (同時期に、出荷規制がかかるという話も製薬会社ルートで聞いていました) 疑問は出てましたよね。 1歳と就学時の(1期と2期の)「定期のワクチン」をどうやって確保したうえで、大人が使う「任意のワクチン」を確保するか?です。 大人用歯磨き、子供用歯磨きのようにパッケージで違いがあるわけではありませんから。 こ

    平成のワクチン行政、最大のピンチの夜(という電報、いやメールが) - 感染症診療の原則
    aggren0x
    aggren0x 2013/06/19
    日本の感染症の行政・研究の関係はほんとおかしい。感染症というのは微生物と宿主(ヒト)と衛生状態・ワクチン・薬の三角形によってなるものなのに、微生物だけの専門家が全部やってしまっているかんじ。
  • ※数値修正 「風疹流行は日本国内だけでなく世界的な問題」 CDC - 感染症診療の原則

    Nationwide Rubella Epidemic ― Japan, 2013 まあ、毎日、編集部が血反吐を吐きながら戦っている風疹ですが 、ついに米国連邦組織からしっかり名指しで指摘されています。 情報は感染研のひとたちがまとめたのだそうです・・・ Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR) June 14, 2013 / 62(23);457-462 http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6223a1.htm?s_cid=mm6223a1_w Editorial Noteで曰く: この流行の影響は「日だけでなく、国際的な問題・・」 風疹の流行をBlock出来ている米国地域で風疹が再度広がるのは輸入感染症・・と。 日から世界に広がる風疹の問題は、既に風疹を退治した国家は常に高いレベルでの

    ※数値修正 「風疹流行は日本国内だけでなく世界的な問題」 CDC - 感染症診療の原則
    aggren0x
    aggren0x 2013/06/19
    青木先生はいつもこういう件にはニコニコした顔して怒ってた気がする
  • コンドームをはずす、その前に - 感染症診療の原則

    正確には、使うのをやめる、その前に、ですが。 いろいろな人が語るポリフォニー効果(いわけん先生から学びました)。 女性の健康の大御所、北村邦夫先生のヨミドクターの記事「「緊急提言」先天性風疹症候群の発生防止のために」。 北村先生といえば、日の「避妊の父」であります(パパかもしれない)。 次々とたちはだかる妨害者をうっちゃりながら、もとい説得しながら、日での低用量ピル承認にこぎつけた先生です。 その後、念願であった緊急避妊の専用薬であるノルレボの承認も北村先生をはじめとする避妊の重要性を伝えてきた先生方のご尽力で達成しました。 避妊の神様である北村先生にもお願いをしました。 「コンドームをはずす(避妊を中断する)前に、風疹ワクチン」の啓発を、と。 (日人は8割以上が避妊の手段として、コンドームと回答するのだそうです。by北村先生) 各地の婚姻届を出すカウンターの皆様、ぜひ啓発チラシをお

    コンドームをはずす、その前に - 感染症診療の原則
    aggren0x
    aggren0x 2013/04/09
    そりゃ小悪魔agehaでしょう(オッサンの生齧り知識)
  • 海外のアラートと疑問:日本の風疹流行 - 感染症診療の原則

    Public Healthや感染症対策の領域では、昔から日は「輸出国」として有名でした。 特に「バイオテロか?」と恐れられていたのは麻疹。 日人駐在員や留学生に対しての警戒は、途上国から来た人並みだよと北米ではよくいわれました(幸い今は昔話)。 ええ。悪意はないんですよ。危険認知が世界と大きく異なっているだけです。鎖国していれば問題にはならないのかもしれませんが。 「え?みんななる病気なんじゃないの?」中高年 「なったほうが免疫がしっかりついていいよね」某保健所長 「うつしてあげる、、、ってPartyに誘われたんですけど」子育て中の主婦 2007年6月、都内の私立高校が修学旅行でおとずれたカナダ。バンクーバー空港で麻疹のような症例が発見されました。この時点でバンクーバー医師会は市内に麻疹!のアラートが出て、航空会社もてんやわんや。 しかし、その緊迫感は日人には伝わらなかったのか、その

    海外のアラートと疑問:日本の風疹流行 - 感染症診療の原則
    aggren0x
    aggren0x 2013/04/08
    感染症疫学者は何をしてるのだろ。細菌学者やウイルス学者の発言はよく聞くような気がするが、彼らはこの手のトピックの専門家ではないし。現場の、特にアメリカ型感染症診療を学んだ医者はいつも困ってるよなぁ。
  • なぜかダニに熱いメディア - 感染症診療の原則

    専門家が問題じゃないかと指摘していることにはあまり反応しないで、 専門家が冷静にみている問題に、(あまり調べていない様子のまま)熱いメディアを興味深く見守っています。 「屋外に生息するマダニが媒介する新種の感染症「SFTS」で、国内で4人目の死亡が確­認されました」 ニュース番組 ワクチンがありません、、、ってすべての感染症にはワクチンをつくれませんし、このワクチンを仮につくったとしても誰が接種対象かわかりませんし、一定の人数いなければ(売れる見込みがなければ)ワクチン製造も不可能です。 新しい怖そうな感染症をあおりモードで自らもりあげようとしているのか、伝える人たちがすごいたいへんなことがおきている!と誤解しているのかよくわかりません。 リスクアセスメントはどうでしょう? 今、地域や国にすごいたいへんなことがおきているんですか?  いいえ 今すぐ何かをしなくてはいけない(する手段があるの

    なぜかダニに熱いメディア - 感染症診療の原則
    aggren0x
    aggren0x 2013/02/21
    感染症についてはいつもそうですが、マスコミと言うよりは日本で権威として通っている専門家の問題ではないかと思うんですよね。例えば癌とか生活習慣病(はちと怪しいが)ではそんなにおかしなことにならないので。
  • 「予防接種しないと何か問題か?」という親の質問 - 感染症診療の原則

    (新潟症例情報のところ一部修正) 予防接種を子どもにしたくないという親から「しないと人生上なにか不都合があるのでしょうか?」と聞かれました。 集団免疫の話などはまた別の機会に。ここではご人のリスクを考えてみたいと思います。 「医学部とか看護学部とか教育学部の進学はあきらめますかねえ・・・」(実習できない→免許はとれない) 「アメリカやオーストラリアなどメジャーなところの留学とか駐在も難しい、問題がおきると大ごとですかねえ・・・」 「妊娠育児のとき怖いでしょうねえ・・・」 といったらそんなことは考えたこともなかった、といわれました。 (まあ、その頃には人が自分の意思で接種できますが。それまでが怖い) 医療関係者としては「怖い」が先にきます。 怖さの実感が一般の人と医療者でずいぶんことなります。 医療機関には当然のことながら重症になった人がきます。 このため、医療者は子どものときに予防接

    「予防接種しないと何か問題か?」という親の質問 - 感染症診療の原則
    aggren0x
    aggren0x 2010/07/15
    id:chihhi1105 保険適用を求めましょう。ヒブ・プレベナーは感染の結果が髄膜炎なので、理解は得やすいほうでしょう。任意接種では、国内で大規模な効果の推定が行われていないのも問題
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