日本古来の藍染めを通じ、文化の次世代継承や障害者雇用、地域活性化などに一体的に取り組むプロジェクトが昨年から藤沢で行われている。今月には染料の元になる苗の栽培も始まり、「藤沢ブランド」の確立に向けて新たな一歩を踏み出した。農業と福祉に産業を加えた「農福産連携」の視点も兼ねた取り組みで、関係者は「原材料から消費まで、藤沢で完結するモデルを作りたい」と話している。 「初めてだからうまく育つか分からないが、収穫が楽しみ」 2日、高倉の畑で、「フジサワブルーハンズプロジェクト」のメンバーらが、畑作業に精を出していた。棒を使って空けた穴に丁寧に苗を入れ、400平方メートルほどの農地に約千株を植栽。夏頃の収穫を目指すという。 同プロジェクトは昨年、市内で社会起業家として活動する守谷玲太さん(40)が発案。失われつつある藍染めの文化を新たな価値として見直し、地域活性化につなげようとスタートした。 活動に
![フジサワBHプロジェクト 「農福産」連携のモデルに 藍で「藤沢ブランド」発信 | 藤沢 | タウンニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/649846ebaccfa1ab026e6c0ac42bcfdf16ee6289/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.townnews.co.jp%2F0601%2Fimages%2Fa001140376_01.jpg)