眼鏡レンズやデジカメ用レンズ、内視鏡などを製造しているHOYAは、グローバル展開が進んだ企業の一つ。海外に100拠点を抱え、約3万5000人の従業員の9割は海外で勤務している。日本人は3500人ほどで、現地採用のローカルスタッフが多数を占めている。 HOYAには、「日本人を特別扱いしない」という経営方針があり、労働安全衛生や健康管理の面でもこの考え方が貫かれている。そこで、国が違っても担当者が変わっても、同レベルの活動を継続して展開できるように、労働安全衛生マネジメントシステムを基礎とした「健康経営」に取り組んできた。 グループ基準類やマニュアルを重視 具体的には、2002年に、労働安全衛生システムのデファクトスタンダード(事実上の標準)であるOHSAS18001を導入した。現在国内で11事業所(サイト)、海外では14カ国31 事業所(サイト)がその認証を取得している。 「マネジメントシス
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