群馬県は21日、みなかみ町の介護施設「水上デイサービスセンター」で食事をした9人が下痢や発熱などを訴え、うち5人から食中毒菌「カンピロバクター」が検出されたと発表した。 県食品・生活衛生課によると、発症者は60〜90代の男女9人で、うち7人が入院したが、重症者はおらず、いずれも快方に向かっているという。 9人は3日、鶏肉のトマト煮、マカロニサラダ、バナナケーキなどを食べ、翌日から症状を訴えた。 県は、同センターを運営する社会福祉法人みなかみ町社会福祉協議会に対し、21日から3日間の食品営業の停止処分を行った。食肉を加熱することや、生肉を取り扱った後の消毒を呼びかけている。
![群馬・みなかみのデイサービス 食中毒9人「カンピロバクター」検出](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/34e72d7dec87c145114885c9924fa86b4e824e25/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fcommon%2Fimages%2Fogp_life-body.jpg)