ブックマーク / katukawa.com (45)

  • ドイツの研究所が、「福島原発から、海に入った放射性物質は、短い期間で、検出できないレベルに希釈される」と考察 - 勝川俊雄公式サイト

    4/2追記 このドイツの研究機関の分析は、放射性物質の漏洩が短期小規模で終わるという日政府の初期の発表に基づいています。現在は状況が大きく変わったことを留意した上で、読んでください。 興味深い記事が中国のサイトに掲載されました。 元の記事はこちらだということをツイッターで教えてもらいました。 Japan: Zur möglichen Kontamination von Fischen und Meerwasserpflanzen Google翻訳で、ドイツ語英語に直したものを、私が日語に翻訳したのが下の文章です。(2011 3/21 17:39 update) ここ数時間、福島の原発から、大きな変化は伝わってきません。危機的な状況をコントロールしようと、努力が続けられています。現場を指揮する組織(東電)からは、これまでに放出された放射性物質の種類や量に関する情報が提供されていません。

  • 日本の食文化の喪失は、魚離れではなく、米離れ - 勝川俊雄公式サイト

    ここに過去100年の日人の料消費量の統計がある。日卓の変化は、米離れに要約できる。 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0280.html文化が失われつつあるのは確かだけど、最大の変化は米の低迷だ。魚なんて、戦後に消費が急増した品の代表格で、100年前より今の方が何倍もべている。また、クジラを大量にべたのは、戦後の糧難の一時期だけ。日の伝統的な事における重要性は、「米+漬け物>魚>クジラ」なんだけど、文化的な価値は逆らしい。おかしな話である。 クジラは採算度外視で、国が地球の反対まで獲りに行き、魚は税金使って、プロモーションをする。その一方で、米は減反政策で、税金を使って、わざわざ生産量を減らしているのだから、末転倒だろう。 日の農政・漁政は、一次産業従事者の既得権の保護を最優先にして、文化をないがしろにしてきた。減反政策の

  • 金の切れ目が放流の切れ目 - 勝川俊雄 公式サイト

    クルマエビの種苗放流についてのメモ 埋め立ての保障事業として瀬戸内海を中心に発展。 日の種苗放流の成功事例といわれている。 バブル崩壊以降、種苗放流事業が大幅に縮小されている。それに伴い放流尾数が激減中。 放流尾数の減少と漁獲量の減少がシンクロしていることから、放流効果は認められる。 しかし、事業として、採算がとれていたかは不明。

    agrisearch
    agrisearch 2010/11/17
    クルマエビの種苗放流について、「しかし、事業として、採算がとれていたかは不明。」
  • 岐路に立つ水産行政 - 勝川俊雄 公式サイト

    せっかくTAC制度について、詳しく書いたので、もう少し突っ込んだ話をしよう。 TAC制度において、水産庁は方向転換を余儀なくされた。どうしてそうなったのか。その構図を明らかにしたうえで、今後の方向性について、論じてみよう。 TAC制度を導入するとき、水産庁の担当者は、漁業者と、それ以外に、全く逆のことを言っていた。 TAC制度が1997年に導入されてから、漁業者に約束した通りに、全く骨抜きの運用をしてきたのである。漁獲枠が緩いことに対して、漁業者は不満を言わなかった。見栄えのよいパンフレットを配り、お手盛りの審議会で漁獲枠を操作すれば、一般人は簡単にだますことができた。資源管理をやっているフリをするだけで、難しい調整もせずに、漁業者に恩を売ることが出来たのだから、ある意味、とても賢いやり方と言えるだろう。 最初の数年は、平穏無事に、資源管理ごっこをやってきたのだが、外部から非難の声が

    agrisearch
    agrisearch 2010/05/29
    TAC制度=資源管理の運用について
  • 勝川俊雄公式サイト

    事実誤認とミスリードばかりの番組が放映されたので、ツッコミを入れていきます。 あらすじはこちら 番組では、政府による漁獲枠規制のごり押しを問題視して、解決策として千葉のキンメダイなど漁業者の話し合いによる自主管理の成功事例を紹介したうえで、国は漁獲規制を強引に進めようとせず、漁業者が自主的に話し合いでルールを決めるのを待てと主張しました。 番組の趣旨は、こちらのゲストのコメントに要約されています。 「これについては、やはり漁業者がそれぞれみんなで決めて時間をかけて決めたことだから、国が管理しなくても監視しなくてもしっかり守ってもらえるという大事な制度がワークするような状況になるんです。ただ、国がそのことを無視して出口管理だけ強めるというと、これは反発が起こりますよね。やはり、リスペクトが大事。現場に対するリスペクトがあって、ベストミックスに持っていくのが大事かと思います。」 漁業者の自主規

    agrisearch
    agrisearch 2010/03/29
    マグロ輸出規制など、水産資源の話題/6/16 The Coveの感想