食品業界に身を置く自分ですが、病院や介護施設向けの食品を多くそろえています。 そんな自分のところに、「CBD」なるものの話が入ってきました。 CBDとは、大麻草に由来する「カンナビジオール」という化合物の略称です。 大麻草の成分分析をしている際に見つかった物質で、大麻草に含まれる成分と誤解されることがあるようですが、実際にはそれは正しくありませんという事。 生きている大麻草や新鮮な大麻草の中には、CBDはほとんど含まれておらず、大麻草の中に存在するのは、CBDにカルボキシ基(-COOH)がついた「カンナビジオール酸(CBDA)」という化合物なんだそうです。 すでによくわからないという方もいるかもしれませんが、まぁ別なんだなぁと思ってください。 成分分析をするためには、時間をかけて試料に様々な処理を施したり、分離したりする工程が必要で、その間にCBDAが化学変化を起こし、二酸化炭素が取れたも