凸版印刷、京都大学と放射線を遮蔽するタングステン機能紙を開発 ~高充填したタングステンと紙の特長を融合、加工容易な鉛フリーの放射線遮蔽材料を実現~ 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、紙にタングステン(※1)を高密度で充填した、放射線を遮蔽する機能を持ったタングステン機能紙を開発、2012年6月中旬よりサンプル出荷を開始します。 タングステンは、X線やγ線などの放射線を遮蔽する機能を持つことが一般的に知られていますが、本製品はタングステンを高密度に充填したことにより、タングステン自体の特長を維持したまま加工性の向上を実現しました。 なお本製品は、放射線医学の第一人者である国立大学法人 京都大学(総長:松本紘、以下 京都大学)大学院医学研究科の平岡眞寛 教授、門前一 特定准教授の協力を得て、性能評価を実施しました。その結果、従来の鉛板と比
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、紙にゼオライト(※1)を高密度で充填した、放射性物質を吸着するゼオライト機能紙(※2)を開発、検証用のサンプル出荷を2012年3月上旬より開始します。 ゼオライトは放射性物質であるセシウムを吸着する機能を持つことが一般的に知られていますが、この機能紙は、高密度の充填によりゼオライト自体の特長を維持したまま加工性の向上を実現しています。 今後、大学や企業、自治体、研究機関と効果検証を進めるとともに、用途開発を行い早期の実用化を目指します。 【背 景】 昨年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故に伴い、原発から放射性物質が飛散、この対策として、政府は「除染に関する緊急実施基本方針」を作成、除染に必要となる技術情報を継続的に提供することとなっています。 この「除染技術カタログ」では、
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