■W350計画がめざすもの <地球環境との共生> ▶ 街を森にかえる ・超高層建築物の木造化の技術開発を通じて、資源・材料・建築各分野での研究・技術開発を加速します。建物が植物、生物にとって快適な環境をつくりだし、そこに住む人、都市に暮らす人にとって快適な空間となり、また生き物の棲家となる森のような建築物を目指します。木造建築物が街中に増え、地上の緑が建物、そして都市につながり、森となっていく街づくり構想です。緑あふれる建物は、野鳥や昆虫など生き物の生活圏を繋ぐネットワークを形成し都市の生物多様性に貢献します。 ▶ 木材使用量・CO2の固定量の拡大 ・高層建築物を木造化することで、炭素の固定量が増大し木材需要も拡大します。林業の再生による地方活性化や快適な環境の木化都市ができます。W350計画の木材使用量185,000m3は当社木造住宅の約8,000棟分※に相当します。またCO2を炭素とし