ブックマーク / www.aist.go.jp (205)

  • 産総研:土壌中のナノプラスチック濃度の測定技術を開発

    発表・掲載日:2024/06/14 土壌中のナノプラスチック濃度の測定技術を開発 -地圏環境中に拡散したプラスチック粒子量分布の把握に貢献- ポイント 紫外可視分光光度計を用いて、土壌中のプラスチック濃度を簡便に測定する技術を開発 従来法では検出が困難だった大きさ1 µm以下のナノプラスチックに対応 地圏環境中のナノプラスチック量分布を基に、ヒトへのプラスチック暴露量の評価に貢献 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)地質調査総合センター 地圏資源環境研究部門 地圏環境リスク研究グループ 土田 恭平 研究員(現在 早稲田大学大学院創造理工学研究科地球・環境資源理工学専攻博士課程在籍)、井 由香利 主任研究員、斎藤 健志 主任研究員、原 淳子 研究グループ長、早稲田大学創造理工学部環境資源工学科 川邉 能成 教授は、土壌中のナノプラスチックの濃度を測定する技術を開発し

  • 産総研:フンで見つける魚の病気

    発表・掲載日:2024/06/17 フンで見つける魚の病気 -個体を傷つけることなく陸上養殖魚の病気を見つけ出すバイオマーカーを特定- ポイント 病気に感染したアユのフンに特徴的な物質や微生物が含まれることを発見 水槽中のフンのメタボローム、メタゲノム解析により冷水病感染で増加する物質や微生物を特定 病気の魚のフンに存在する物質や微生物をバイオマーカーとして、養殖場の魚を傷めることなく病気の早期診断、健康管理への道を開いた 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門 先端ゲノムデザイン 研究グループ 竹内 美緒 主任研究員、生物プロセス研究部門 成廣 隆 研究グループ長、黒田 恭平 主任研究員は、国立研究開発法人 理化学研究所(以下「理研」という)環境資源科学研究センター 環境代謝分析研究チーム 菊地 淳 チームリーダー、近畿大学(以下「近大」とい

    agrisearch
    agrisearch 2024/06/21
    「冷水病に感染したアユのフンから特徴的なバイオマーカーを発見」
  • 産総研:ポリフェノールが持つ心房細動の予防効果を発見

    発表・掲載日:2022/12/22 ポリフェノールが持つ心房細動の予防効果を発見 -イソラムネチンが発症を抑制- ポイント ポリフェノールの一種であるイソラムネチンの投与が発症の予防に有効 心房細動の発症に至る心房の電気的・構造的な変性を同時に改善 発症の予防に向けたアップストリーム治療法として期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という) 薬資源工学オープンイノベーションラボラトリ 青沼 和宏 産総研特別研究員、富永 健一 副ラボ長、国立大学法人 筑波大学(以下「筑波大」という) 生命環境系 礒田 博子 教授、医学医療系 許 東洙 准教授は、天然に存在するポリフェノールの一種であるイソラムネチンが不整脈の一種である心房細動の発症を予防する生理活性を持つことを見いだしました。 心房細動の発症に深く関与するアンギオテンシン IIの負荷により心房細動を誘発させたマウスを用

    agrisearch
    agrisearch 2023/01/19
    「イソラムネチンは北アフリカに育成する塩生植物Nitraria retusaに豊富に含まれるポリフェノールの一種です。ケルセチンが持つ五つの水酸基のうちの一つがメチル化された構造を持っており」
  • 産総研:光を99.98%以上吸収する至高の暗黒シート

    発表・掲載日:2023/01/18 光を99.98%以上吸収する至高の暗黒シート -触れる素材で黒さ世界一、秘密は漆に似た成分と光閉じ込め構造- ポイント 従来の暗黒シートと比べて可視光の反射率が一桁低く、レーザーポインターの光も消えて見える カシューオイル黒色樹脂の表面に微細な凹凸構造を形成し、くすみもぎらつきも少ない深い黒を実現 明るい場所でも沈む圧倒的な黒さにより、視覚表現にこれまでになく高いコントラストを提供 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)物理計測標準研究部門 応用光計測研究グループ 雨宮 邦招 研究グループ長、清水 雄平 主任研究員、光放射標準研究グループ 蔀 洋司 研究グループ長と、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(以下「量研」という)量子ビーム科学部門 越川 博 主幹技術員、八巻 徹也 研究企画部長は、漆類似成分のカシューオイル黒色樹脂

    agrisearch
    agrisearch 2023/01/19
    「漆類似成分のカシューオイル黒色樹脂の表面に微細な凹凸を形成して光を閉じ込めることで」
  • 産総研:統合失調症の脳における「意味関係の乱れ」を発見

    発表・掲載日:2022/12/21 統合失調症の脳における「意味関係の乱れ」を発見 -AI技術の応用により脳活動から思考障害のメカニズムに迫る- ポイント AI技術を使った脳活動の解析により、統合失調症患者の脳では、ものの意味関係が乱れていることを捉えることに成功しました。 統合失調症では、脳内意味ネットワーク構造が無秩序になっているために、妄想などの思考障害が生じると考えられます。 研究結果は、統合失調症の病態理解や新規診断・治療法の開発につながることが期待されます。 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医学分野の高橋英彦教授、松有紀子助教、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT (エヌアイシーティー))の西田知史主任研究員、国立研究開発法人 産業技術総合研究所の林隆介主任研究員、大阪大学大学院生命機能研究科の西伸志教授、京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神

  • 産総研:大腸菌を昆虫共生細菌に進化させることに成功

    実験室で大腸菌を昆虫共生細菌に進化させることに成功 大腸菌が単一突然変異でカメムシの生存を支える必須共生細菌になる 常識を覆し、共生進化が迅速かつ容易に起こりうることを示す 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門生物共生進化機構研究グループ 古賀 隆一 研究グループ長、森山 実 主任研究員、深津 武馬 首席研究員 兼 ERATO深津共生進化機構プロジェクト 研究総括は、国立大学法人 東京大学 大学院理学系研究科 古澤 力 教授、国立大学法人 東京大学 大学院総合文化研究科 若 祐一 教授らと共同で、共生細菌なしでは生きられないチャバネアオカメムシから共生細菌を除去し、かわりに高速進化大腸菌を感染させて実験室で継続的に飼育維持することにより、数ヶ月から1年ほどの短期間のうちに、広域転写制御系に生じた単一突然変異により、大腸菌が宿主カメムシの生存を支

    agrisearch
    agrisearch 2022/08/19
    「普通の細菌が単一突然変異でカメムシの生存を支える必須共生細菌になる」「深津武馬 首席研究員 兼 ERATO深津共生進化機構プロジェクト 研究総括」ら
  • 産総研:水/氷の界面に2種目の“未知の水”を発見!

    発表・掲載日:2022/05/12 水/氷の界面に2種目の“未知の水”を発見! -水の異常物性を説明する“2種類の水”仮説の検証に新たな道- 発表のポイント 氷と水の界面に、通常の水より低密度な水を発見 密度の異なる2種類の未知の水の流れやすさの測定に成功 水の異常物性の解明と水の関わる多くの分野に影響を与える画期的な成果 水は、ありふれた存在ですが、特異な物性を示す奇妙な液体であり、多くの自然現象を支配しています。 東北大学多元物質科学研究所の新家寛正助教、北海道大学低温科学研究所の木村勇気准教授、東京大学大学院総合文化研究科 広域科学専攻/附属先進科学研究機構の羽馬哲也准教授と産業技術総合研究所環境創生研究部門の灘浩樹研究グループ長を中心とする研究グループは2年前、水と高圧氷注1との界面にできる、通常の水と混ざり合わない高密度な未知の水(高密度水)を発見しています※。今回、一般的に知ら

  • 産総研:共生細菌のちからで害虫が農薬に強くなる助け合いの仕組みを解明

    昆虫と共生細菌が助け合って農薬を解毒する仕組みを初めて解明 共生細菌の一つの遺伝子が、昆虫の農薬抵抗性に重要な因子であることを特定 共生細菌の農薬分解遺伝子を標的にした新たな害虫防除法の可能性 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という) 生物プロセス研究部門微生物生態工学研究グループ 菊池 義智 主任研究員 (兼)国立大学法人 北海道大学 大学院農学院 客員准教授、環境創生研究部門 環境機能活用研究グループ 佐藤 由也 主任研究員らは、国立大学法人 北海道大学(以下「北大」という) 大学院農学院 博士後期課程(当時) Jang Seonghan 氏、公立大学法人 秋田県立大学(以下「秋田県立大」という) 生物資源科学部応用生物科学科 竹下 和貴 助教と共同で、国立研究開発法人 農業・品産業技術総合研究機構【理事長 久間 和生】(以下「農研機構」という)と協力し、害虫が腸

    agrisearch
    agrisearch 2021/11/11
    「共生細菌が農薬を分解し、その分解産物である有毒物質をホソヘリカメムシが速やかに除去していると結論づけた。農薬の解毒に関して、宿主昆虫と共生細菌が共生関係を形成して、その関係がお互いの生存に寄与…」
  • 産総研:PETボトルの常温原料化法を開発

    PET樹脂を常温で効率的に原料化する触媒技術を開発 反応法の工夫により、原料化の温度を従来の200 ℃以上から常温まで低下させることに成功 PETボトルの「ボトルtoボトル」リサイクルの低コスト化に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)触媒化学融合研究センター ケイ素化学チーム 田中 真司 主任研究員、中島 裕美子 研究チーム長は、PETボトルなどに使用され廃棄されたPET樹脂を、従来よりも大幅に低い温度で分解し、原料であるテレフタル酸ジメチルを高収率かつ高純度で回収する触媒技術を開発した。 この技術は、炭酸ジメチルを使用した新しいアルカリ分解法によって、常温・短時間で効率良くPET樹脂の分解が進行し、原料であるテレフタル酸ジメチルを90 %以上の収率で得ることができる。200 ℃以上の高温処理が課題となる現行法から大幅に低温化できるため、PETボトルの「ボトル

  • 産総研:地震計データから読み解くコロナ禍による経済・余暇活動の縮小

    発表・掲載日:2021/11/05 地震計データから読み解くコロナ禍による経済・余暇活動の縮小 -地震観測以外の新しい活用- ポイント 地震計データから季節や曜日、時間帯における人間活動の特徴を捉えた コロナ禍による経済・余暇活動の縮小を可視化 人間活動をモニタリングする新しい指標として期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 石村 和彦】(以下「産総研」という)活断層・火山研究部門【研究部門長 伊藤 順一】 地震災害予測研究グループ 二宮 啓 研究員と九州大学【総長 石橋 達朗】 地球資源システム工学部門 辻 健 教授、池田 達紀 助教は、首都圏に設置された地震計データから、新型コロナウイルス感染拡大に伴う社会活動の低下を明らかにした。 地震計には、地震動以外にも様々な振動が記録されている。研究では、人間活動に伴って発生する振動が、コロナ禍において低下したことを明らかにした。

  • 産総研:放射線量の推移がその場でわかるIoT対応放射線線量計

    東日大震災によって生じた福島第一原子力発電所の事故からまもなく10年になろうとしている。放射線量の高い帰還困難区域は当初より減少したがまだ存在し、それらの区域への帰還の準備が進められている。また、今後、原子炉の解体作業が格化すると予想される。帰還する住民や放射線作業を行う現場では、放射線被ばくをできる限り低減することが望まれており、どのような場所・時間帯に被ばく放射線量が高くなるかを把握して対策に反映できる放射線量のモニタリング技術が必要とされている。また、医療、非破壊検査、宇宙分野でも放射線による被ばく低減のため作業時の放射線量の時間推移を簡便に高い信頼性で計測できる技術が必要とされている。 産総研では、2012年に福島第一原子力発電所の事故に対応して住民向けに1年以上電池交換せずに日々の被ばく線量を記録できる放射線線量計を開発した(2012年2月13日、産総研プレス発表)。この線量

  • 産総研:なぜ浜松で41.1℃?

    発表・掲載日:2021/02/03 なぜ浜松で41.1℃? -猛暑や電力需要の予測を目指した要因解明- ポイント 2020年8月17日に浜松市で観測された日最高気温国内歴代最高タイ記録41.1℃の要因を解明 フェーン現象で昇温した風が都市からの熱供給でさらに高温となり浜松に進入し、高温化 今後ますます頻発するであろう猛暑の体系的な理解と高温に起因する電力需要の予測に有用 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 石村 和彦】(以下「産総研」という)環境創生研究部門【研究部門長 尾形 敦】環境動態評価研究グループ 髙根 雄也 研究グループ付は、気象大学校【校長 矢野 敏彦】伊藤 享洋 講師とともに、2020年8月17日に静岡県浜松市で観測された日歴代最高タイ記録となる日最高気温41.1℃(以下「浜松41.1℃」という)の主な要因を解明した。 今回、特定の気圧配置型の出現と、これに伴う上

    agrisearch
    agrisearch 2021/02/04
    「2020年8月17日に静岡県浜松市で観測された日本歴代最高タイ記録となる日最高気温41.1℃」
  • 産総研:低温で二酸化炭素からメタノールを合成できる触媒を開発

    発表・掲載日:2021/01/14 低温で二酸化炭素からメタノールを合成できる触媒を開発 -カーボンリサイクルに向けた基盤的な触媒技術- ポイント 低温・低圧で二酸化炭素水素化による高選択的メタノール合成が可能な触媒の開発 二酸化炭素からのメタノール合成の高効率化に向けた新たな触媒設計指針を提示 カーボンリサイクルの実用的反応プロセスにつながる触媒技術 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 石村 和彦】(以下「産総研」という)ゼロエミッション国際共同研究センター【研究センター長 吉野 彰】姫田 雄一郎 首席研究員、エネルギーキャリア基礎研究チーム 尾西 尚弥 主任研究員、省エネルギー研究部門【研究部門長 竹村 文男】エネルギー変換技術グループ 兼賀 量一 研究員らは、新規に設計した複核錯体触媒を開発し、低温低圧の温和な条件で二酸化炭素の水素化により高い選択性でメタノールの合成を可能

    agrisearch
    agrisearch 2021/01/20
    「今回開発した複核錯体触媒はイリジウム2個を含むイリジウム触媒であり、この触媒により30℃でも二酸化炭素の水素化反応が進行し、選択的なメタノール合成が可能になった」
  • 産総研:地下で発見!ゲノムが膜で包まれたバクテリア

    世界中の地下環境に最も多く生息する「門」レベルで新しい細菌群を世界で初めて培養 細菌(原核生物)にも関わらずゲノムDNAが膜で包まれているという、従来の常識を覆す細菌 天然ガス田など地下環境でのメタン生成機構の解明や、原核生物の再定義や生物の進化と多様化の理解に迫る重要な成果 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 石村 和彦】(以下「産総研」という)地圏資源環境研究部門【研究部門長 光畑 裕司】地圏微生物研究グループ 片山 泰樹 主任研究員、吉岡 秀佳 研究グループ長、生物プロセス研究部門【研究部門長 鈴木 馨】生物資源情報基盤研究グループ Nobu Masaru Konishi (延 優) 研究員、草田 裕之 研究員、孟 憲英 テクニカルスタッフ、鎌形 洋一 招聘研究員、玉木 秀幸 研究グループ長は、日電子株式会社【代表取締役社長兼COO 大井 泉】EM事業ユニット 細木 直樹

    agrisearch
    agrisearch 2020/12/15
    「天然ガス田などの地下環境でのメタン生成活動に重要な役割を担う細菌」「この菌株を代表とした新しい門をAtribacterota(アトリバクテロータ)」
  • 産総研:真核生物誕生の鍵を握る微生物「アーキア」の培養に成功

    発表・掲載日:2020/01/16 真核生物誕生の鍵を握る微生物「アーキア」の培養に成功 -生物学における大きな謎「真核生物の起源」の理解が大きく前進- 私たち人間を含む真核生物の祖先に最も近縁な微生物を深海堆積物から培養することに世界で初めて成功した。 培養した微生物は「アーキア」と呼ばれる微生物系統群に属し、他の微生物との共生に依存した生育をすること、真核生物に特有とされてきた遺伝子 (例えばアクチンやユビキチン等を作る遺伝子) を多く持つこと、細胞外に非常にユニークな触手状の長い突起を伸ばすこと等が明らかとなった。 細胞構造や生理学的特徴ならびに生命史を踏まえ、真核生物の誕生について新しい進化説 (E3 model) を提案した。 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永 是)超先鋭研究開発部門の井町寛之主任研究員、国立研究開発法人産業技術総合研究所(理事長 中鉢 良治)生物プ

    agrisearch
    agrisearch 2020/01/16
    海洋研究開発機構との共同研究「このアーキアにはギリシャ神話の神であるプロメテウスにちなみPrometheoarchaeum syntrophicum MK-D1株と名付けました」
  • 産総研:ウナギやワカサギの減少の一因として殺虫剤が浮上

    島根県宍道湖におけるウナギやワカサギの漁獲量激減の原因を調査 水田から流出するネオニコチノイド系殺虫剤が川や湖の生態系に与える影響を世界で初めて検証 淡水と海水が混合した汽水域での毒性物質の影響評価の重要性を指摘 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)地質情報研究部門【研究部門長 田中 裕一郎】山室 真澄 特定フェロー(東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)と、東京大学、島根県保健環境科学研究所、名古屋市環境科学調査センター、千葉工業大学は、島根県の宍道湖を対象とした調査により、水田などで利用されるネオニコチノイド系殺虫剤が、ウナギやワカサギの餌となる生物を殺傷することで、間接的にウナギやワカサギを激減させていた可能性を指摘した。 ネオニコチノイド系殺虫剤はミツバチの大量失踪を招いた可能性が報告されており、欧米では規制を強化する傾向にあるが、

    agrisearch
    agrisearch 2019/11/01
    「島根県宍道湖」「水田から流出するネオニコチノイド系殺虫剤」/むしろ、宍道湖・中海の淡水化事業の影響か→https://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/seibi/kokuei/kokueinouchiuridashityuu.html
  • 産総研:視覚と聴覚で異なる時間判断の仕組みの一端を解明

    われわれは、目から受け取った視覚情報を、脳内で段階的に処理することによって「何が見えているか」を認識することができる。例えば、棒の傾きといった単純な視覚情報は大脳皮質の低次な視覚野で早い段階から処理が始まるのに対し、顔の識別に関わる複雑な情報は高次な視覚野で遅い段階になってから処理されることが知られている。しかし、処理時間の異なるさまざまな視覚情報が、どのような仕組みで統合されているかは解明されていない。また、視覚情報と聴覚情報は、脳内の異なる経路を通って別々に処理されるが、こうした異なる感覚情報がどのように統合され、主観的な現在を形成しているのかもわかっていない。これらの仕組みを解明するためには、人間の主観的な時間判断を心理実験によって計測する必要がある。 ある出来事が知覚されたとき、実際には異なる時刻の映像が同時と判断されてしまう錯覚として、フラッシュラグ効果がある。これは、一瞬だけフ

  • 産総研:世界初、ガスからクラックのない1立方センチ級単結晶ダイヤモンドの作製に成功

    発表・掲載日:2019/03/20 世界初、ガスからクラックのない1立方センチ級単結晶ダイヤモンドの作製に成功 -ダイヤモンド半導体の開発推進により、飛躍的な省エネ社会実現に期待- NEDOが管理法人を務める内閣府プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)/次世代パワーエレクトロニクス」で、産業技術総合研究所は、世界で初めて、ガスからクラックのない1立方センチ級の体積を持った単結晶ダイヤモンドの作製に成功しました。 合成面積のスケールアップが容易なガスを原料とする手法により世界最大級の高品質結晶を作製できたことから、この成果は、大型ウエハー実現につながる大きな一歩です。今後、ダイヤモンドを用いた次世代パワー半導体の開発が加速し、さまざまな電気機器に組み込まれることにより、より高効率な電力利用が可能になり、飛躍的な省エネルギー社会実現につながることが期待できます。 パワー半導

  • 産総研:兵隊アブラムシが放出する体液で巣を修復する仕組みを解明

    虫こぶ(巣)に開けられた穴をアブラムシの兵隊幼虫が分泌体液で固めて塞ぐ分子機構を解明 自身の傷修復機構を増強し、高い凝固活性をもつ体液を体外に放出して植物の傷を修復 昆虫の社会行動の分子基盤と進化の理解に洞察を与える成果 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 鈴木 馨】生物共生進化機構研究グループ 沓掛 磨也子 主任研究員、生物共生進化機構研究グループ 森山 実 主任研究員、同部門 深津 武馬 首席研究員は、基礎生物学研究所、放送大学、筑波大学と協力して、社会性アブラムシが植物組織に形成する虫こぶ(巣)が敵に壊されたときに、兵隊幼虫が自ら大量の凝固体液を放出して穴をふさぐ「自己犠牲的な虫こぶ修復」の分子機構を解明した。 兵隊幼虫の体液には特殊化した血球細胞が充満しており、放出されると細胞が崩壊して一連の化学反応が

    agrisearch
    agrisearch 2019/05/20
    2019/4/16 「モンゼンイスアブラムシは、イスノキという樹木に虫こぶを形成する社会性アブラムシ」
  • 産総研:全ての光を吸収する究極の暗黒シート

    発表・掲載日:2019/04/24 全ての光を吸収する究極の暗黒シート -世界初!高い光吸収率と耐久性を併せ持つ黒色素材- ポイント 紫外線~可視光~赤外線のあらゆる光を吸収し、耐久性にも優れた、究極の暗黒シートを開発 イオンビーム照射と化学エッチングで微細な円錐状の構造を形成し、光閉じ込め構造を実現 美しい黒が映える新素材としての活用や熱赤外線の乱反射防止への応用などに期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)物理計測標準研究部門【研究部門長 藤間 一郎】応用放射計測研究グループ 雨宮 邦招 研究グループ長、井邊 真俊 研究員、光放射標準研究グループ 蔀 洋司 研究グループ長と、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構【理事長 平野 俊夫】(以下「量研」という)量子ビーム科学研究部門 高崎量子応用研究所 越川 博 主任研究員、八巻 徹也 上