ブックマーク / www.soken.ac.jp (6)

  • 縄文人が感染していた古代ウイルスのゲノム配列を特定 ~縄文人ウイルスから解き明かすウイルス進化過程~

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    agrisearch 2020/09/30
    「縄文人骨の歯髄に含まれる全てのDNAの塩基配列を次世代シークエンサー(4)で決定しました」
  • 【プレスリリース】ハダカデバネズミは尾を引っ張り、仲間の労働を妨害する 集団的意思決定に背く行動の発見

    【プレスリリース】ハダカデバネズミは尾を引っ張り、仲間の労働を妨害する 集団的意思決定に背く行動の発見 【プレスリリース】ハダカデバネズミは尾を引っ張り、仲間の労働を妨害する 集団的意思決定に背く行動の発見 【研究概要】 人間社会では、他人の邪魔をすることを「足を引っ張る」と表現します(しかし、実際に足を掴んで引っ張ることは稀です)。それでは、ヒト以外の動物でも、他個体を邪魔する行動は見られるのでしょうか? 研究では、真社会性という複雑な社会を形成する哺乳類ハダカデバネズミが、他個体の尻尾を咥えて後方に引きずり労働の妨害をすること、また、この行動には、妨害した個体が労働を独占している機能があることが分かりました。アリやハチに代表されるように、真社会性社会を形成する種は、コロニー全体の利益のために自己を犠牲にする利他行動を進化させています。このように高い社会的秩序を持つ種においても、仲間の

  • 食虫植物フクロユキノシタのゲノム解読で食虫性の進化解明への糸口を開く

    2017.02.07 プレスリリース 【プレスリリース】『虫植物フクロユキノシタのゲノム解読で虫性の進化解明への糸口を開く』 【研究概要】 通常の植物は栄養分を根から吸収しますが、虫植物は捕虫葉で小動物を誘引・捕獲・消化・吸収しています(図1)。オーストラリア原産の虫植物フクロユキノシタ Cephalotus follicularis(フクロユキノシタ科、カタバミ目)は、捕虫葉と、光合成に特化した平面葉の異なった2つの葉を形成します(図2)。基礎生物学研究所/総合研究大学院大学の福島健児大学院生(現日学術振興会海外特別研究員、コロラド大学在籍)と長谷部光泰教授らを中心とした国際研究グループは、虫植物の進化を引き起こした遺伝子の変化を明らかにすることを目指して、フクロユキノシタの約20億塩基対(注1)の核ゲノム(遺伝子の全体)の概要塩基配列を解読しました。さらに、フクロユキノシタ

    食虫植物フクロユキノシタのゲノム解読で食虫性の進化解明への糸口を開く
    agrisearch
    agrisearch 2017/02/07
    「非食虫植物との比較から、同じような酵素活性を持つ複数の遺伝子のうち、特定の遺伝子が系統の異なった食虫植物で繰り返し消化酵素として進化したことがわかりました」/http://www.nibb.ac.jp/press/2017/02/07.html
  • 【プレスリリース】『アオスジアゲハの複眼には15種類もの色センサーがある』|国立大学法人 総合研究大学院大学

    プレスリリース概要 『アオスジアゲハの複眼には15種類もの色センサーがある』 【研究概要】 アオスジアゲハ(Graphium sarpedon nipponum)の複眼に少なくとも15種類の色センサー(視細胞)が存在することを、学先導科学研究科博士課程2年生の陳姵如氏、同研究科の粟田ひろ子研究員、松下敦子助教、蟻川謙太郎教授、国立台湾大学の楊恩誠教授が明らかにしました。ひとつの複眼に15種ものセンサーが見つかったのは、昆虫では初めてです。サンゴ礁に棲むシャコの仲間での16種が、現在のところ動物界で最多であり、今回の発見はこれに次ぐ数です。色識別能力はシャコよりも優れていると考えられます。複眼の構造、視細胞の感度、光受容分子の分布を解明する実験で明らかになったこの成果は、3月9日午前6時(日時間)に、オンラインのオープンアクセス科学誌Frontiers in Ecology and Ev

    agrisearch
    agrisearch 2016/03/09
    「ロドプシンの遺伝子は5つ見つかり、その分布パターンと解剖学の結果を合わせることで15種類の感度をほぼ完全に説明できました。」
  • 【プレスリリース】『単語から文をつくる鳥類の発見』|国立大学法人 総合研究大学院大学

    プレスリリース概要 『単語から文をつくる鳥類の発見』 【研究概要】 私たちは,単語と単語をつなぎ合わせて多様な文をつくりだし,それによって様々な情報を他者に伝えます。Darwin以来100年以上にわたって,この言語能力(統語)は,ヒトにおいて固有に進化した性質であると考えられてきました。 総合研究大学院大学の鈴木俊貴氏を中心とする研究チームは,野外での詳細な行動観察と実験によって,鳥類の一種シジュウカラ(写真1)においても,異なる単語を組み合わせ,より複雑な意味を伝える能力が進化していることを発見しました。シジュウカラは,仲間に警戒を促す声(「警戒しろ」)と仲間を集める声(「集まれ」)を組み合わせ,「警戒しながら集まれ」というメッセージをつくります。さらに,鳴き声の組み合わせには文法規則(語順)が存在し,その規則に反すると情報がうまく伝わらないことも,野外実験によって明らかにしました。

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    agrisearch 2016/03/09
    「シジュウカラは,仲間に警戒を促す声(「警戒しろ」)と仲間を集める声(「集まれ」)を組み合わせ,「警戒しながら集まれ」というメッセージをつくります。」
  • 国立大学法人 総合研究大学院大学 | 【プレスリリース】『女性に更年期が存在する進化的な理由を解明』

    2013年12月10日(火) プレスリリース 『女性に更年期が存在する進化的な理由を解明』 【研究概要】 総合研究大学院大学の大槻久助教(神奈川県葉山町)は英国の研究者らと共同で、女性の閉経前後に長い更年期が存在しその期間において数多くの不快な症状が引き起こされる進化的な理由を解明しました。  ヒトはその生存期間の途中で女性が閉経を迎え繁殖を終えるという、哺乳類の中でも特異な生活史を持ちます。閉経の存在は、自分の娘の子育てを手伝うための適応であると説明されてきましたが、およそ10年間に渡って女性を苦しめる更年期が存在する進化的な理由は謎のままでした。  今回、研究チームは遺伝子の間に起こる対立がその一因であることを突き止めました。ヒトは父親と母親から遺伝子を一つずつ受け取りますが、父由来か母由来かによってその働きが変わる場合があり、この現象はゲノム刷り込みと呼ばれています。研究チームは、更

    国立大学法人 総合研究大学院大学 | 【プレスリリース】『女性に更年期が存在する進化的な理由を解明』
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    agrisearch 2013/12/10
    「更年期を迎えた女性では、父由来の遺伝子が娘に早く閉経を引き起こそうとする一方で、母由来の遺伝子は娘に繁殖を継続するよう相反する働きかけをすることを理論的に予測しました。」
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