人工知能(AI)の進化度合いを測る"物差し"の一つとして、ながらく国内では「将棋」が使われてきた。だが、研究対象としての将棋は終わりを迎えつつある。将棋に代わり、AI分野で注目されているゲームが「人狼」だ。最新ゲームAIの実像と人狼の魅力に迫った。プロ棋士と将棋用のAIがつばぜり合いを演じる「電脳戦」は、将棋ファンならず多くの人の注目を集めた。2013年には、プロ棋士が初めてAIに敗れるなど、
NTTが「稼げる」研究所を目指し、動き出した。これまで蓄積してきたビッグデータ解析などの技術を医療や小売りの現場で活用させるため、複数の研究所が連携する研究組織を4月に立ち上げた。NTTは長年、言語処理や音声認識技術などの先端技術を持ちながら、スマートフォン向けの音声ガイド機能では米アップルの「Siri(シリ)」などに実用化で先を越されてきた。グループ会社のNTTドコモは、5月には一時、時価総額がソフトバンクに抜かされた。新組織をテコに、研究所内に埋もれていた「未来のスマホ」や2020年度には1兆円に拡大する「ビッグデータ」市場の鍵を握る技術をサービスに結びつける狙いだ。 「果実のなる樹木をいち早く育てる」――。NTTの技術研究機関、NTTコミュニケーション科学基礎研究所の成果発表会で3日、前田英作所長はこう語った。同研究所は、ドコモの音声でスマホを操作する「しゃべってコンシェル」のもとと
「ホンダ イノベーション魂」は、独創的な技術開発で成功をたぐり寄せるために、我々は何をすべきかを解き明かしていく実践講座である。数多くのイノベーションを実現し、ホンダでエアバッグを開発した小林三郎氏(現在は中央大学 大学院 戦略経営研究科 客員教授、元・ホンダ 経営企画部長)が、ホンダ流のアプローチを紹介しつつイノベーションの本質に迫る。前回の「イノベーション包囲網(前編)」では、善意もしくは正しいと思ってイノベーションの足を引っ張る人たちがいることと、それを理解するには企業活動を執行(オペレーション)と創造(イノベーション)に分けて考えるとよいことを解説した。今回はその後編をお届けする。(日経ものづくり編集部)
電気自動車(EV)にコネクテッド(つながる)、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。 「…続き エコカーに「無関心の壁」 米自動車市場の現実 [有料会員限定] EV時代はまだ来ない 現実解は「マイルドHV」
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