リーグ内対戦と交流戦の観客動員数比較両リーグの対戦成績 【吉村良二】導入9年目となったプロ野球の交流戦の試合数を巡って、セ、パ両リーグがグラウンド外で激しい攻防を繰り広げている。削減を要求するセに対し、パは現状維持を主張。両者の平行線が続いている。 今季のここまでの成績は、パの57勝35敗3分け。例年同様にパが強いが、セが削減を求めているのは「弱い」からではない。間延びする日程の問題だ。 交流戦は球界再編騒動後の2005年に開始。当初は各カードでホームとビジターを3試合ずつで、1チーム36試合(全216試合)行った。試合数が多すぎるとの声から、07年から2試合ずつの24試合制(全144試合)となった。 2連戦となると移動日が増える。加えて土、日曜は必ず試合を行うようにするため、どうしても変則的になる。土、日曜でカードが変わったり、観客動員の多い土曜日のデーゲームが組めなかったり。普