このコンテンツは、オンライン・ムック「運用管理の過去・現在・未来」のコンテンツです。関連する記事はこちらでご覧になれます。 ITガバナンスの復習とCOBITの重点領域 前回は、ITガバナンスとは何か? ということを考え、筆者なりの意見として、次のように述べた。 会社の経営陣、または取締役会は、社内のITがビジネスに貢献しているということをきちんと説明する必要がある。その観点は「価値の提供」「リスク管理」「ITコントロール」である。 ITは、ビジネスが必要とする情報を的確に提供する責務を負っている。その責務を果たすためには「リーダシップの確立」や「組織構造とプロセスの構築」が必要である。 そしてこの雲をつかむような「ITガバナンス」を実践するためのフレームワークが、COBITなのである。 COBITではこれらを実現するために5つの重点領域がある、としている(図1)。今回はここを少し詳しく見て
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