最近、mixiがユーザーファーストと称して「皆様のご意見を聴かせてください」という取り組みを発表した。来月実施されるらしい。mixiはライバルたちとの戦いで色々と苦しい状況に立っており、この取り組みも足掻きのひとつなのだろうと勝手に想像しているが、はっきり言わせてもらうとユーザーから声を聞いてもあまり良い糸口は見つからないだろう。きっとmixi自身が期待するような答えしか返ってこない。たとえば「この機能のどこそこが不満だ」だの「ユーザーインターフェイスが使いにくい」だのといった類のものだ。想定内の回答を聞いたところで、せいぜいタスクの優先順位が変わるだけだろう。それでは何の解決策も見いだせない。 今日は敢えてmixiを斬らせてもらう!なぜか。そうすることによって伝えたいことがあるからだ。 筆者とmixi 筆者はmixiのことが嫌いとかそういうことは一切ない。実はmixiはかなり長い期間使っ
こんにちはmixi PRスタッフです。 昨日、友人を探す機能のひとつに「一緒にいる人とつながる」機能を追加いたしましたのでご紹介します。 夏休みに入り、地元の友人との同窓会や、花火大会や夏祭り、野外フェスティバルといったイベントなど、友人と出かける機会が増えた方も多いのではないでしょうか。本機能はそんな時に是非ご利用頂きたい機能です。 同じ場所にいる人と、スマートフォンで「一緒にいる人とつながる」ページ<http://mixi.jp/nearby.pl>を開き、「一緒にボタンを押す」を同時にタップしてみてください。 スマートフォンの位置情報機能を使って、同じ場所で同じページをタップしている人を検知し、その一覧を表示します。 「友人に追加」ボタンをタップするだけで、相手に友人申請リクエストを送信でき、お互いを探す手間なしに一気につながることができます。また、その場にいる人全員がリストアップさ
初めに言っておくと、どちらかといえば私はmixi応援派です。 盛者必衰とは申しますが、こういうニュースを見るとwebサービスの儚さについ涙しそうになるわけです。 mixiのオワコン化が止まらない!広告収入激減で収益が6割減! webサービスではこういう落ち目なブランドが一旦付いてしまうと、何をどうテコ入れしても過去のポジションを取り戻すのは不可能な気がします。greeみたいにサービスそのものをガラリと鞍替えしてしまわない限り。個人的にはmixiは頑張ってもらいたいとは思っていますが。 しかし5,6年くらい前?までは隆盛の一途を極めていたのに、もうこのボロクソな言われようを見るとweb従事者としてハタから見てても「空しい」しか感想が出てこないわけです。 で、これを機会に「SNSが終わるとき」について考えてみました。「mixiの利用者はなんで減ってきたのか」ということです。 SNSというのはど
あけましておめでとうございます。よういちろう です。新春企画でソーシャルというキーワードを担当して今年で3年目となりました。さっそく2012年のソーシャルWebがどうなっていくのか、占っていきたいと思います。 前回、そして前々回にどんなことを書いていたか気になる方は、以下のリンクからお読みください。 2011年のソーシャルWeb(前編) 2011年のソーシャルWeb(後編) 2010年のソーシャルWeb(前編) 2010年のソーシャルWeb(後編) ソーシャルゲーム分野 まずは、IT業界において昨年最も注目を集めたソーシャルゲーム分野を取り上げます。 ソーシャルゲーム市場拡大の鈍化 インターネットにおける2011年度の最大の出来事、それはソーシャルゲーム市場の急速な拡大でした。その代表格がGREEおよびモバゲータウンであったことは、誰の目にも明らかでした。一昨年のソーシャルゲームの市場規模
サービス開始から間もなく9年目を迎えるソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」運営のミクシィ。2011年には「mixiタウン」構想を掲げて、新プラットフォームのmixiページを公開したほか、見方によっては競合ともなるTwitterとの提携も発表した。 2011年にまいた種は2012年にどのように花開くのだろうか。代表取締役社長の笠原健治氏に展望を聞いた。 --2011年を振り返って、ミクシィにとってどういう1年だったのでしょうか。 やはり一番大きなトピックは東日本大震災です。2011年3月11日におけるmixiボイスの投稿数は通常の8倍になり、翌週以降も通常の2倍から3倍で推移しました。震災関連の情報を共有するコミュニティも数多く立ち上がり、大きいものでは35万人超となりました。震災の翌週など、少し時間がたってからは日記で経験を記録するユーザーも多く見られました。 携帯電話
先週のブログ 「Facebookとmixiはいまや全く違う土俵のSNSになっていた」 について各方面からいろいろメールとかいただきました。アクセス的にはそれほどたいしたことは無く1日5000人くらいでしたが、基本的な反応は「mixiってPCからのアクセスが13%〜しかないんだ。それなのにPCで比較してどうのこうの自体が意味ないじゃん」的なものが多かった。日本のFacebookがモバイルからのアクセス比率を公にしていないので「Facebookだっていまやモバイルからが多いんじゃないのか」という意見もありましたが、これはそもそも比較できないのだから仕方ない。個人的にはFacebookは年齢層からみてもPCからが圧倒的に多く、モバイルは補佐的に使われているんじゃないかという気がしますが、真相は分かりません。自分の場合はFacbookのiPhone appだと自分の書いたコメントが消せないのでチェ
先日の、ネットレイティングスのFacebookの「利用者数」が実は「視聴率」であり、一般的に考える利用している人の数とは関係ない、統計上の単なるデータである件、いろいろと勉強になりました。 ネット上を散策してみると、「素人が何言ってるんだ」「APIなんて計測から除外しているに決まってるわ」「利用者というのが登録者のわけがない」とリサーチ専門家の方にはさんざんに言われてましたが、11月18日、つまりわたしのブログ書いた直後にリリースがあった模様です。「模様です」というのはネットレイティングスのサイトにはこのリリースがなく、こちらのブログで知ったからです。 で、これを読んでびっくり。 2011年10月データよりmixi(ペアレント、ブランド、チャネル、ドメイン等)に含まれていた集計対象外URLを集計対象外処理いたしました。集計対象外処理とは、視聴率の集計に算入すべきでないURLを排除することで
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mixiが、“全方位戦略”を進めている。 これまでのmixiは、ログインしないと利用できず、クローズドな交流を最も得意としてきた。新たに立ち上げた「mixiページ」では、ログイン不要でオープンな環境を用意。友人同士のクローズドな交流から、ネット全体へのオープンな情報発信まで、あらゆるニーズに応えていこうとしている。 2004年のオープンから7年半。ユーザー数は2000万以上と日本の人口の2割近くに迫る。2000万人の中には、ネット上だけの交流に使う人、リアルな友人との関係強化に使う人、さまざまなニーズを持つユーザーがいる。すべてのニーズに最大限応え、日本のユーザーが最も心地良く使える、地域密着SNSとして進化していきたいという。 企業や有名人を「友達の輪」の外に――「mixiページ」 個人ユーザー同士がフラットに交流できるSNSとして、2004年に誕生したmixi。ユーザーベースが拡大し、
昨日、mixiページの記者発表会に招待頂いたのでお邪魔してきました。 当日の詳細は既に同行したカイさんが詳細に書いているのでこちらを参考にして頂くとして。 ・mixi新プラットフォーム発表会さくっとレポート こちらには、個人的に感じた感想をメモしておきたいと思います。 既に多くの人が様々なところで言及しているように、mixiページのリリースは広告業界では半年以上長らく噂されていた話題でしたから、正直な印象としては「ようやく出たか」というのが本音でしょう。 記者発表会のUstream配信のトラブルという余計な悪印象に始まり、想像以上に長くかかったmixiページの機能がFacebookにかなり近い印象だったのもあり、独自URLがたんなる転送URLだったりというシステム的に足りない点など、私のmixiページ紹介コメントにも想像以上に多くの人から比較的否定的なコメントを頂いたのが印象的でした。 た
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