システム開発作業のアウトソーシングサービス利用率は5割近くに達しているが、そのうちの3割弱がサービス内容に不満を感じている実態が、日経マーケット・アクセスが国内企業863社の情報システム担当者を対象にした「企業情報システムの投資・利用実態」により浮き彫りになった(有効回答数は503社)。 情報システムのアウトソーシング利用状況を見ると、システム開発では利用中の企業が全体の48.0%に達した。利用予定がない企業は同34.5%にとどまった。システム運用・保守の利用率は全体の45.1%であり、利用予定がない企業は同32.1%だった。図にはないが、業種別では製造業よりも非製造業、従業員規模別では500人未満よりも500人以上の企業で、利用率が高かった。 アウトソーシング利用企業に満足度を尋ねたところ、システム開発作業では満足している企業は全体の42.0%(2.9%+39.1%)と半数に満たず、不満
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