先日、ホリエモンこと堀江貴文氏を主演にしたニコニコミュージカル「クリスマス・キャロル」が開催され話題を呼んだ(詳細はこちら)。 しかし、本当の意味で"ニコニコ"ミュージカルという名にふさわしいのは、今まさに開催されている第二弾のニコニコミュージカル『ニコニコ東方見聞録』のほうだろう。 左から「蛇足」「ぽこた」「百花繚乱」――ニコニコユーザーなら一度は聞いたことがある名前だろう 「クリスマス・キャロル」では本当の素人は堀江氏一人だけであったが、何しろこちらは主演を含むメインキャストのほとんどがニコニコ動画を通じて人気を得たユーザー、つまり一般人なのだ。 およそ演劇経験のない彼らに、果たして有料でチケットを買った観客を満足させるだけの舞台が作れるのか。 期待よりも不安のほうがはるかに勝っていた筆者のようなニコニコ動画ユーザーは、決して少なくなかっただろう。 残り公演はあと2回を残すのみ。彼らの