先月、イギリスから入国した男性が、14日間の健康観察中にもかかわらず会食し、同席した東京都在住の2人が新型コロナウイルスに感染し、変異株も検出されたことが分かりました。 厚生労働省によりますと、イギリスから入国してその後に発症した30代男性と、会食をした都内在住の男女2人が感染し、さらにイギリスの変異株が検出されたということです。 イギリスなどから入国した人は、健康観察のため14日間、外出などを控える必要がありますが、30代の男性はこの期間中に会食をしていて、濃厚接触者は、変異株が検出された2人を含めあわせて10人にのぼっています。 30代男性は、先月22日に入国した際の検疫では陰性とされ、1週間後に感染が確認されましたが、変異株の有無を調べるにはウイルスの量が少なく、特定できなかったということです。 一方、今月2日に羽田空港にブラジルから到着した10代と30代、40代の男女4人から、これ