デザイナーさんと昼飯を食っていたら急に「どういうデザイナーとだと仕事しやすいですか?」と聞かれ、しばらく考えて色々話したけれどいい感じに伝えられなかったのでここに書き出しておきたい。 先に言っておくと、これはデザイナーさんの良し悪しの話ではなく、あくまで自分の経験的にこういうことを意識してくれていると楽だったなーやりやすかったなーという感想でしかない。人によって仕事のスタイルが違うのは当たり前だし、やり方を強要するつもりはない。ただ、お互いにこういう振る舞いだと仕事しやすいというのを伝え合うのは大事だと思うので、あくまでこういう風に考える開発者もいるんだなぁくらいにとらえてもらうのがいいのかもしれない。 1回目に見せるラフを作るまでがとにかく速い 人に見せる時に、今の完成度やどういう粒度のフィードバックを期待してるかを先に伝えられる 何かフィードバックを受けた時に、なぜ自分がそうしたかを論
ウェブサイト制作はうちもちょこちょこやってるのだが、まぁ一般的な制作レベルであって、別に高いレベルにあると自分では思っていない。もちろん高いレベルのものを作って欲しいというのであれば、それなりの予算を貰えればトップレベルの人員を並べて作ることもできる。もちろん、俺の分かる範囲でのトップレベルだけど(笑) それで下記のようなブログが上がっていて、ふんふんと思いつつ読んでいた。信頼感や安心感というキーワードでとりあえず緑や青を使う、というような安易な答えを求めるのはデザイナーとしてダメっていう内容だ。 toksato.hatenablog.com なるほど、その通りだと思う。ちゃんと考えた上での結論か、とりあえず信頼・安心感といえば緑・青だろうと安直に考えての提案か、雲泥の差があると思う。しかしここで疑問なのがデザイナーと言うのはどうやって「コチラの方がいい」と言うのだろうか? 数字などの根拠
「御社の信頼感や安心感を表現するため、こういうサイトデザインにしました」 みたいなことをデザイナーもディレクターも言いがちなんですが、僕はこの表現が嫌いなんですよね。っていうかそれ何も言ってないのと同じじゃん?っていう。 デザインコンセプトを決めるときや、その説明のときに信頼感とか安心感とかいうワードは使わない方が良いとすら思う。使うにしても、もう一歩掘り下げるとか。 いや、まあ信頼感や安心感という言葉でどんなデザインを表現したいかってのは、だいたいはイメージつくので、依頼側とデザイナー側が共通言語として使えてるならべつにいいんですけどね。 今日はそんなお話。 そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。 信頼感や安心感のあるWebサイトデザインってじゃあなによ パッと思いつくのは、たとえば落ち着いた配色でキービジュアルに自社ビルの写真なんかを大きく置いたデザインとかで
『Soldi』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や支払いの有無が影響を及ぼすことはございません。また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。 社内・社外向け問わず、資料作りで大活躍するのが Excelのグラフ。 Excelのデフォルト機能でさくっと作ったグラフでも結構いい感じに仕上がるので、「俺の資料、結構イケてるじゃん」と思っていました。 ところがある日の残業中、私が翌日の会議用資料の最終見直しをしていた時のことです。 私の後ろを通りかかったデザイナーのP子さんがぼそっとつぶやいた一言が、グサッと胸に刺さりました。 ※P子さんはこんな感
ビジネスにおけるデザインの重要性が近年騒がれていますが、両者の関係性は今にはじまったことではありません。欧米ではビジネスにデザインシンキングを取り入れることは常識となりつつありますし、過去に売れたプロダクトを見てもデザインが優れたものばかりです。 本記事では、「良いサービスを作ったのに売れない」と悩むビジネスパーソンや、ビジネス目線をプロダクト作りに取り入れたいデザイナーにおすすめなビジネス × デザインにまつわる良本を12冊取り上げました。 1. デザインマネジメント デザインマネジメント こちらは「デザインマネジメント」を主軸において、ビジネスにおけるデザインの重要性を紐解いた本です。 デザインマネジメントとは、デザインをビジネスの根幹にとらえたビジネス手法のことです。大きな特徴は、「顧客価値を探る多様な視点を取り入れよう」という意味合いに加えて、真に価値あるものを顧客に届けるためのア
サッシャ 未来を歩く羅針盤「PICK ONE」。200万ユーザーが使っている経済ニュースアプリ「NewsPicks」とコラボレーションして、未来を読み解くヒントになるような話題をチョイス。
IT&ビジネス 業界ウォッチ IT業界で話題の新サービス・新製品のニュース、これから話題になりそうな新ツール、知っておきたい各種の統計調査……などなど、経営効率化に寄与するIT業界の今のうごきをレポートします。 バックナンバー一覧 デザインシンキングとは何か 米IBMが、「デザインシンキング」(Design Thinking)の手法を、モノづくりや戦略立案に活用し、すでに5年が経過している。 同社ではIBMのジニー・ロメッティ会長兼社長兼CEOの号令によって、2012年に「IBMデザイン」と呼ぶ組織を設置。いまでは、デザインシンキングが同社のなかに広く浸透している。IBMデザインのフィル・ギルバートゼネラルマネージャーは、「デザインシンキングなしには、IBMは、顧客に向き合う製品やサービスを創出できないばかりか、経営戦略も立案できない」と言い切る。 デザインシンキングは、IBMをどう変えた
Google で開発され、数々のプロジェクトを成功へと導いている「デザインスプリント」。 最速で最大の成果が生み出せるメソッドとして高く評価され、Facebook や Airbnb などの有名企業でも導入されています。 ペパボでもその価値を体験するため、先日発足したデザイン戦略チームを中心に、いくつかのプロジェクトで実際に導入してみました。 この【前編】では、そんな「デザインスプリント」の特徴と、社内導入に至った背景をご紹介します。 デザインスプリントとは デザインスプリントの特徴 デザイナーのためのものではない さまざまな工夫が組み込まれている 手順が明確化されている カスタマイズできる柔軟性がある 導入に至った背景 "もっとおもしろく" したかったから 生産性をあげたかったから デザイン戦略チームができたから まとめ 参考書籍 & サイト デザインスプリントとは デザインスプリントとは
ナレッジ・ノウハウ デザイナー版のGitHub!デザインのバージョン管理システムAbstract社内勉強会を開催しました! エンジニアたちにはGitHubがありますが、デザイナーには今までデザインの履歴を管理するシステムがありませんでした。そこで2017年7月にローンチされ世界中で注目を集めているのがAbstractです。 デザイナーたちのためのワークフロープラットフォームとして、デザインプロセス上の強い不満を解消するのではないかとデザイナーたちから期待されています。 以前Goodpatch Blogでは、Millanoteの活用法をご紹介しましたが、Goodpatchには新しいツールを積極的に使うカルチャーがあります。そんな中で今回はProttのリードデザイナーであり、先日もデザイナーデーを主宰したBertが社内のデザイナーに呼びかけ勉強会を開催しました! 初回ということもあり社内でまだ
文字をぴったり揃えたのにしっくりこない、正方形なのに長方形に見えてしまう、シャドウを与えていないのにぼんやりとシャドウが見える、ボーダーを加えただけなのに塗りも変わったように見える、そんな経験はありませんか? WebサイトのUI、アイコン、ロゴ、イラストなどでデザインしている時に誰しも経験したことがあると思います。これらの原因は目の錯覚によるもので、その仕組みを理解することで困惑されることなく、効果的に利用することもできます。 11 Optical Illusions Found in Visual Design by Balraj Chana 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 三角形の交点による錯覚 垂直の水平方向による錯覚 明度による錯覚 奥行きによる錯覚 格子による錯覚 コントラストによる錯覚 カラーによる錯
仕事で面接をしたり、学生の作品ポートフォリオのレビューをする機会が、最近は多くなってきました。ところが生徒のポートフォリオを見ていると、見せ方で損をしている人が多い印象。能力はすごいのに、伝え方がもったいないイメージです。 毎回、同じことを指摘するのも大変なので、ポートフォリオの作り方を備忘録としてまとめてみました。今期の就活生さんの参考になればと。 目的を決めようまず、これから作るポートフォリオの目的を決めます。大事なポイントは3つです。「誰」に向けて「何」を伝え、「どう」行動してもらうためのものかです。この3つのポイントを明確にしましょう。 たとえば就職活動のポートフォリオの目的は、「採用企業があなたのスキルと適性を理解すること」となります。 GOOD ・採用企業があなたのスキルと適性を理解するツール BAD ・自分が見せたいものを並べた ・今まで作ったものを並べた 企業が知りたいこと
中長期のための大きなデザインも大事だけど、そのために日々の改修が犠牲になってはならない(その逆は言語道断)。そんなわけで、しばらくの間は、1〜2日で終わる小さな改修を、コンスタントにnoteチームに提案したいなぁと考えている。 もちろん、「リソースが許せば」だけれども。なぜならpiece of cakeにはまだデザイナーが1人しかいないことだ。そんなわけで、中長期でどういうチームを作るべきかウンウン唸っている。 並行して走るスロットが3-4つ欲しい理想を言えば、デザイン/開発リソースを3つのグループにわけたい。「大局リソース」、「開発リソース」、「カイゼンリソース」の3つだ。これらはそれぞれ独立しているのが望ましい。複数のレイヤーを1人のスタッフが兼任していると、どれかが忙しくなると、他の全てがストップしてしまうからだ。 大局リソース ガイドライン、コンポーネントなど、会社全体にストックさ
Webデザイナーとして一番最初の会社に就職したとき、よく先輩から「インプットをしろ」と言われた。 Webデザインのブックマークサイトを見たり、Dribbbleを見たり(当時はまだBehanceやPinterestは全然流行ってなかった)するということ。Webに限らずデザイナーなら誰でも一度は言われることだと思うけど、最初はなかなか大変で、苦痛だった。 僕は学生時代から自分のサイトを作ったりはしていたけど、業務は未経験だったので、最初はとにかく仕事をこなすのに必死だった。その時にいただいたフィードバックは今でも自分の中に大切なものとしてしまわれているけど、まぁそれは置いといて。 ただでさえ仕事は未経験のことばかりで大変なのに、それに加えてインプットをするなんて、時間や脳のリソースがない感じ。あと、インプットをしろと言われても、一体どうインプットすればいいんだ?と悩んでいた記憶がある。 インプ
noteのコア体験は、「読む楽しさ」と「書く楽しさ」だと考えています。 本来ならコア体験は、調査でしっかりと導くべきものです。しかしアカデミックなUXとは異なり、実際のスタートアップ環境では時間とリソースに限界があります。このため調べながらも、走り出さなければなりません。 まず序盤はヒューリスティック(経験)ベースのデザインを行いつつ、調査やテストが可能なところから、裏づけやチューニングを行う流れになりそうです。 以下、「読書体験」における「可読性」のパートのメモ。noteチームにとりあえず提案する予定の諸々です(現時点では個人の見解です)。基本的には「当たり前のことを、当たり前に」やる予定。「これもやっとけ」的なことがあれば、タイポグラファーの諸先輩の方々には、ぜひご意見をお伺いできればと。 書体をサンセリフ系に変えるべきか?デジタルでは、一般的にサンセリフ体の可読性は、ローマン体よりも
こんにちは。SONICJAMデザイナーの森田です。 みなさま、dribbble というサイトをご存知でしょうか。 dribbble とはデザイナー向けのSNSコミュニティです。 招待制なので作品を公開できるデザイナーは限られており、作品は一定のクオリティが担保されています。(ちなみにbが3つあるのは『ドメインが取れないから』という理由だそう。) 主にデジタル領域に強いデザイナーが UI 画面やイラスト作品をあげていて、リアルなスキューモフのアイコンを製作していた時代の名残からか、特にイラスト作品は図形を元に簡潔に描かれたジオメトリックなテイストのものが多い傾向にあります。 本日はそんな dribbble 風のイラストの描き方。描く上での考え方をご紹介します。 通常の "ペンツールでパスをトレースして..." といった描き方ではなく、シェイプツールを元に無駄なく形を整えるという発想の描き方で
Wordcamp Tokyo 2017で発表したプレゼンテーションです。 動画: https://wordpress.tv/2017/09/28/yutaka-sekiguchi-%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%A7%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%80%81%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%82%82%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3/ -- WordCamp Tokyo 2017 https://2017.tokyo.wordcamp.org/ hanarenoheya http://www.hanarenoheya.com/
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