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ブックマーク / readingmonkey.blog.fc2.com (6)

  • 自分の脳だけでは扱いが難しい量/複雑さの資料を取り扱う方法

    1.アタマを使わなければならない場面では、アタマだけで考えていては答えにたどり着かないことが多い 人のアタマのささやかなワーキングメモリは、あきれるほど小さい。 同時に取り扱うには多すぎる事態にすぐに陥る。 考えるためには補助用具(ワーキングメモリの補助)が必要だ。 といっても、紙とえんぴつがあれば足りる場面が結構多い。 2.なぜ考えているとはいえないか? 逆に手を動かさないならば、 自分では「悩んでいる」つもりでも、それではただ「困っている」に過ぎない。 考えるとは、頭に浮かぶ連想をただ追いかけることではない。 3.一般的な忠告としては「考えるかわりに手を動かせ」 一般的忠告としては、「行き詰ったら、手を動かせ」 しかし忠告というのは、一般的過ぎて、何をすべきかを知らせてくれるが、どのようにすべきかについての情報は含まれない。 忠告はそれだけでは、ほとんどの場合、役に立たない。 補完する

    自分の脳だけでは扱いが難しい量/複雑さの資料を取り扱う方法
  • 自宅でできるやり方で論文をさがす・あつめる・手に入れる 読書猿Classic: between / beyond readers

    100冊読む時間があったら論文を100「解剖」した方が良い 読書猿Classic: between / beyond readers の続きというか、補遺。 大学等に所属してる人は、そこの図書館と契約してる有料データベースを駆使されたし(使い方はガイダンスがあったりするし、図書館のレファレンスでも教えてくれるだろう)。っていうか、言うまでもないだろ、そんなことは。 ここではフリー(市井)の人が使える手を考える。手はたくさんあるが、いっぱいあっても混乱するだろうから、少しだけ。必要なら追記していく。 とりあえず3つのケースに分けてみた。 1.読みたい論文が決まっている、タイトルも分かっている 2.読みたい分野、知りたいジャンルくらいは決まってる 3.何からはじめればいいのか、さっぱりわからん 番外.論文なんて屋で買えるぜ 1.読みたい論文が決まっている、タイトルも分かっている A.まずは

    自宅でできるやり方で論文をさがす・あつめる・手に入れる 読書猿Classic: between / beyond readers
  • 勉強なし知識なしでも選択問題を全て正解する禁じ手

    複数の選択肢から正解(もしくは間違い)を答えさせる問題は、入学試験から資格試験まで、いろんなところで出会います。 十分に勉強できてない場合、いや全く勉強してない場合でも、なんとかする方法があります。 ポイントは 選択肢の中にかならず選ぶべき正解(間違い)がある ことに注目することです。 問題を作る立場に立ってみると、 選択肢問題を作ることとは、「ひとつの正解を、他のひっかかりそうな間違いで隠すこと」なのです。 では、「ひっかかりそうな間違い」とは何でしょうか? なぜ「ひっかかりそう」になるのでしょうか? それは、(部分的に)正解と同じか似ているからです。 今、仮に「ああああいいいいうううう」という正解があったとします。 出題者はこの正解を隠すために、正解と部分的に異なる選択肢を用意します。例えばこんな風に 「ああああええええうううう」……「いいいい」部分を取り替え 「ああああいいいいおおお

    勉強なし知識なしでも選択問題を全て正解する禁じ手
  • 物書きが悪魔と契約する前に試すべき7つの魔道具

    番外編。普通はどれも必要ないと思う。 しかし正攻法ではニッチもサッチもいかない時、というのは必ずおとずれる。 たとえばアイデアがいますぐ必要だ、しかしジェームス W.ヤング『アイデアのつくり方』に載ってる正攻法→(1)仕込む (2)忘れて待つ (3)浮かんだのをつかまえる、なんてことは今やってられないんだ、何しろ今すぐ必要なんだ、という時である。 そんな時、悪魔はあなたの耳元でささやくだろう。 「パクれ」 エドガー・アラン・ポーだって、創作はコンポジションだと言い切ってるじゃないか。ヤングだって『アイデアのつくり方』の中で「新しいものなんてのは、結局のところ古い既存のものの組み合わせだ」みたいなことを言ってるじゃないか。 しかし、他の物書きがこさえた「出来合いのもの」をそのまま引き写して来るのと、古いネタを組み合わせて使うのは、雲泥の差がある。 パクるなら、せめて違うジャンルからパクろう。

    物書きが悪魔と契約する前に試すべき7つの魔道具
    ak1024
    ak1024 2009/12/15
    "時は1994年、東京大学の和田昭充教授は、百億光年規模の巨視世界からオングストローム尺度の素粒子まで、宇宙、地球、生命、分子、原子を総合し俯瞰する装置を考案した。その名も時空計算尺ガリバー!!"
  • 引っ込み思案で対人スキルが身に付けられない人が先に進むためのただ一つの方法 読書猿Classic: between / beyond readers

    (あなたの地位と人脈は《スモールトーク》が決めている/ダンバー『ことばの起源』応用篇のサプリメントとして) どんな対人スキルもそうだが、理屈が完璧に分かっても、やり方を一人で100回繰り返しても、人に対して実際に使ってみないことには、結局ものにならない。 この段階で「引き返し」を続けるなら、情報をいくらクリップしつづけても、アイデアを何度と無く並べ替えても、あなたのライフ・ハックと人生は、デスク周りの領域に終始することになるだろう。 A:引っ込み思案や対人恐怖や社会不安は、対人スキルを使う機会を、そして身に付ける機会を奪う。 B:それどころか対人スキルを使う場面を回避することことが、さらに引っ込み思案や対人恐怖や社会不安を増悪させる。 AとBは、察しがつくように、悪循環を構成する。小さな不安から始まった回避は、やがて多くの生活時間を回避のために奪い、不安を手が付けられないほどに大きくするか

    引っ込み思案で対人スキルが身に付けられない人が先に進むためのただ一つの方法 読書猿Classic: between / beyond readers
    ak1024
    ak1024 2009/12/03
    "明日は、左右の足に色の違った靴下をわざと履いて出かけるという「恐怖」を体験してはどうだろう? いや、やるなら、今日、たった今から、が良いに決まってる。"
  • 中学数学で「搾取の存在」を証明してみる

    『語学としての数学』を補完する意味で、 「このあたりの数学を学ぶと、こんなことまでできる!!」 といった動機づけ記事を、何回かに分けてやってみようと思う。 動機づけがないと学んでも使わないことになるだろうし、学びだしても途中であきらめる確率が高い。そもそも学ぼうという気が起きない気もする。 なるべく初等的なところから、動機付けを用意したいと思ったので、1回目は中学数学、それも文字式あたりまで、である。 正直、このレベルの数学で、大人がおもしろがれるネタを、浅学の身では見付けることが難しかった。 というわけで、しょっぱなから、こんなネタである(知ってる人はご存知のあのネタである)。 せめて全微分あたりまでいけば、「景気対策なんて相殺されちゃって意味無いぜ」といった「構造改革」な人も寿げる命題を扱えるのだが、全微分どころか偏微分も、高校でも習わないのだそうである。方程式からはじめると、道のりが

    中学数学で「搾取の存在」を証明してみる
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