「アテネの学堂」という絵画をご存じでしょうか。 イタリアの天才画家ラファエロによる大作で、有名な古代ギリシャの哲学者が描かれています。 その中央で議論している二人がプラトンとアリストテレスです。 指を天に向けているプラトンの姿はその理想主義的な哲学を表しており、一方で手のひらで地を押さえているアリストレスの姿は、その現実主義的な哲学を暗示しています。 今回はアリストテレスの現実主義的な哲学をご紹介します。 前回までにプラトンの理想主義的な哲学をご紹介しましたので、よければこちらもご覧ください。 「アテネの学堂」には、古代ギリシャの哲学オールスターがそろっていて、各人の哲学がその姿によく表現されています。 アリストテレスって誰? 現実にある「本質」をみつけよう~形相と質料~ 全ては完全体に向かっている~目的論的自然観~ アテネの学堂はこれ。 中央左がプラトン、右がアリストテレス。けんかしない
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