書籍販売のBarnes & Nobleは損失の続いている「NOOK」タブレットの製造に見切りを付けた。 同社は米国時間6月25日に発表した声明のなかで、損失の続くNOOKタブレット製造事業から撤退することを明らかにした。 われわれは、製造にまつわるリスクを低減することで、NOOK部門の損失を大幅に削減する計画だ。今後も、電子書籍リーダー端末や電子書籍プラットフォームの開発は続ける予定であるが、競争の激しいカラー画面搭載タブレット市場向け製品の製造についてはパートナーシップモデルを構築するつもりだ。このため、「NOOK Simple Touch」と「NOOK Simple Touch with GlowLight」という人気の製品ラインについては自社開発を継続し、自社タブレットのラインについては、今後発表する予定にしている、消費者向け家電製品を製造するサードパーティーとの提携ブランドとなる。