ウォルト・ディズニーのことし6月までの3か月間の業績は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界各地のテーマパークを休業したことから、期間中の損益は日本円でおよそ5000億円の巨額の赤字となりました。 この結果、最終的な損益は47億2100万ドル、およそ5000億円の赤字でした。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ディズニーではアメリカやヨーロッパ、それに日本など世界各地のテーマパークが休業に追い込まれ、この部門の売り上げは85%減りました。 その後、入場者数に制限を設けるなどして順次再開していますが、今回の業績には、5月に再開した中国・上海を除いて、その効果は反映されていません。 また、映画部門も、新作映画の相次ぐ公開延期などで55%の減少でした。 一方、去年11月から始めた動画配信サービスの「ディズニー+」は、いわゆる巣ごもり消費の効果もあって大幅に会員を増やしています。