「人質司法は違憲」国提訴へ 2億円超の賠償求める―KADOKAWA元会長 時事通信 社会部2024年06月26日21時07分配信 KADOKAWAの角川歴彦元会長=2022年9月、東京都千代田区 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で逮捕、起訴されたKADOKAWA元会長の角川歴彦被告(80)が、無罪を主張するほど身柄拘束が長引く「人質司法」は違憲だなどとして、国に2億2000万円の損害賠償を求める訴訟を27日、東京地裁に起こす。弁護団が26日、明らかにした。 KADOKAWA元専務に有罪 五輪汚職「大会に汚点」―東京地裁 角川氏は2022年9月14日、大会組織委員会元理事の高橋治之被告(80)=公判中=への贈賄容疑で東京地検特捜部に逮捕され、翌月起訴された。一貫して無罪を主張。その後も東京拘置所での勾留は続き、23年4月27日に保釈された。 角川氏側は、心臓に持病を抱え手術を控えていた